【岐阜 vs 町田】 ウォーミングアップコラム:勝利を欲する選手へ 古橋亨梧

2017年7月21日(金)


今季の目標に10G10Aを掲げた古橋亨梧(写真)の前半戦の戦績は5G7A。今季から新加入したルーキーは攻撃面でチームを牽引する活躍を見せた。それでも「満足できなかった」と古橋は前半戦を総括する。

リーグが開幕し、第7節の水戸戦でプロ初ゴールをヘディングで奪った古橋は、第9節・讃岐戦でも1G2Aの大活躍。順調に特徴を発揮しながら試合にのぞんでいた古橋だったが、そこから厳しい時間を過ごすこととなる。決定機を決めきれない場面、試合が連続し、同調する形で2ヶ月弱の間チームも勝利から遠ざかってしまう。ゴールを決めた試合も勝利に届かなかった理由から、この時期古橋は「僕が決めていれば」と試合を振り返ることが多かった。

ただ、そんな状況の中でも居残り練習の中でシュートとシュートへの入り方を古橋は丁寧に繰り返し体に覚えさせる作業を続け、チーム練習でも感情を表に出してボールを要求する姿が週を追うごとに増えていった。大木武監督もそんな古橋に対し「問題ない」と自信を持ち、信頼を置いてスタメン起用し続けると、迎えた第22節の京都戦で古橋は監督の期待に応えてみせる。

1点ビハインドで迎えた後半開始直後に自身の仕掛けから味方との連携を挟んで大本祐槻の同点ゴールをアシスト。その後岐阜は京都を逆転し、11試合ぶりに勝利を飾ることとなった。この試合、大本のゴールから流れが変わった形だが、間違いなく試合を動かしたのは古橋の積極的なゴールへの姿勢だった。

「どんな相手でもチームを勝たせるプレーがしたい」古橋からは今、こんな言葉を聞く。ゴールとアシストだけでは絶対に満足できない、今季からプロになったルーキーは貪欲に勝利を欲する選手に変化した。これを世間では“成長”と捉えるのだろうが、この成長が後半戦を戦う岐阜の中にどう生きてくるのかは大きな楽しみな部分の一つだ。「満足できなかった」。この言葉を違うものにできるだろうか。後半戦の古橋に大いに注目したい。

文:岩波陽平(岐阜担当)


明治安田生命J2リーグ 第24節
7月22日(土)18:00KO 長良川
FC岐阜 vs FC町田ゼルビア
岐阜メモリアルセンター長良川競技場(FC岐阜)
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