【湘南 vs 徳島】 ウォーミングアップコラム:山田直輝、サッカーの深遠に触れる

2017年7月28日(金)


やってはいけない敗戦だったと、0-3で敗れた前節の山形戦を山田直輝(写真)は率直に振り返る。

「湘南のよさは前線からプレスをかけてリズムを掴んでいくところなのに、そこができていなかった。力負けというより、そのステージに自分たち自身が立たずに負けた。ボコボコにやってもらって逆によかったと思う」

それまでの7試合、湘南は負けを知らなかった。攻撃的な自分たちのスタイルを研ぎながら、我慢すべき時間帯にはゴール前で体を張って粘り強く耐える。ゲームの流れに寄り添う戦いぶりに、チームの深化が浮かんだものだった。

だが前節、とりわけ前半は、これまで育んできた自分たちのよさを描くことができなかった。「ほんとうに強いチームは負ける前に自ら気付いて修正できるはず」と山田は言う。

「僕たちにはまだその力がないということ。こうして一つひとつ学び、負けてないときこそネジを巻き直さなければいけないなとあらためて感じました」

そして、さらに続けた言葉がまた、らしい。

「……でも毎試合100%で臨んでいるつもりです。なのにこうなってしまうのは、難しいと思う反面、やっぱりおもしろいなとも感じる。どんなに強いチームだとしても10戦10勝は難しい。サッカーはとくにそういうスポーツなので、だからおもしろいと僕は思います」

今節は徳島を迎える。アウェイで対峙した前回は1-0で湘南が取るも、長きに渡り主導権を握られた。彼らはその敗戦以降5勝1分と波に乗り、前節3位に躍り出た。

相手の強さを踏まえたうえで、しかし山田は胸に矢印を向ける。

「いつも言ってますが、相手ではなく自分たちのサッカーをやることが勝利の可能性を1%でも上げるために必要だと思っている。勝つ確率を上げることを僕らは必死に、試合が終わるまでやり続けます」

チャレンジャーの気持ちだと、山田はチームの想いを代弁する。自分たちを出せなかった前節の悔しさはきっと、躍動に昇華される。

文:隈元大吾(湘南担当)


明治安田生命J2リーグ 第25節
7月29日(土)19:00KO BMWス
湘南ベルマーレ vs 徳島ヴォルティス
Shonan BMW スタジアム平塚(湘南ベルマーレ)
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