【川崎F vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:小林悠が狙うゴールパフォーマンス

2017年9月8日(金)


ウサイン ボルトの有名な決めポーズのゴールパフォーマンスについて「そういえばありましたね(笑)」と苦笑いするのは小林悠。ボルトの練習場への訪問を終え、感想を聞かれていた時に「(ゴールを)決めたら(ボルトポーズを)やりたいですね」と話す中で出てきた言葉だ。

9月6日に川崎Fの練習場を訪れたボルトに対しチームを代表してユニフォームを渡し、その後個別に取材やテレビゲームなどを行ったのだが、その時に自ら行ったゴールパフォーマンスについて伝え忘れていたという。

前回のボルトパフォーマンスは2012年の5月26日の仙台戦でのこと。ボルトの偉業をたたえ、全世界的に同じデザインコンセプトのスパイクが同時展開された試合でのことだった。時差の関係で他の主要国に比べ日本が早く試合が始まるという状況になっており、小林は自身のゴールがボルトデザインのスパイクを履いての世界最初のゴールだったと説明する。

個別に取材やテレビゲームを楽しんだボルトに対し、そうした事実を伝え忘れたところが小林らしいところ。苦笑いしながら「そういうところですよね」と悔しがる小林に対し、この話を伝え聞いた中村憲剛が、そうだろうなぁ的な反応で笑っていた。

チームメイトからは「ポンコツ」といじられているキャプテンだが、今季は12点を奪っておりチーム内得点王。試合になればスイッチが入り目つきが変わる小林に対してはチームメイトからの信頼も厚い。

「努力すれば結果は付いてくる。私はそうやってきました」と激励されたボルトとの対話などを終えた小林は準備の大切さを痛感したという。

「本当に準備が全てだと思いますし、練習でできないことは試合でできないという言葉は、練習でどれだけ精度を高められるのか。うまくなりたいという気持ちを忘れずにやることが大事で、それが上に行くために必要なことなんじゃないかと再確認しました」

世界最速のボルトの激励を受けた選手たちは、タイトル争いの激戦を疾走できるのかどうか。まずは目の前の1試合。この横浜FM戦の向けてはいい準備ができている。あとは小林がゴールパフォーマンスが楽しみなところ。5試合連続無失点中の横浜FMの堅守をこじ開けることができるのかどうか、注目したいところだ。

取材・文・写真:江藤高志(川崎F担当)


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