【熊本 vs 福岡】 ウォーミングアップコラム:プロ4年目を迎えた中山雄登の「変化」が、チームを勝利に導くか。

2017年9月17日(日)


プロ4年目のMF中山雄登(写真)にとって、福岡とのゲームは自身のキャリアのなかでもとりわけ記憶に残るカードだろう。流通経済大を卒業して熊本に加入した2014年、開幕戦の相手としてホームに迎えたのがアビスパ福岡だった。

小野剛監督(当時)の初陣ともなったこのゲームで、熊本は2−1で勝ち好スタートを切ったのだが、このシーズン最初の得点となった片山奨典の素晴らしいミドルシュートに——フリーキックの最初のタッチを横に流すというものではあったが——アシストをつけたのが中山だった。

前節の讃岐戦では5試合ぶりに先発に復帰。フリーキックから相手の背後に抜け出し、GKの鼻先で触ったボールはラインを割る直前にクリアされたが、相手DF陣の間に“もぐる”シャドーストライカーとしての働きは少しずつ、ピッチでも表れはじめている。ただ、ルーキーイヤーに37試合出場したインパクトからすると、昨シーズンからの数字は決して満足のいくものではない。
「調子が良いと感じていた時期もピッチに立てず、今シーズンの前半は悔しい気持ちで試合を見ることもありました。でもバックアップのトレーニングでキタジさん(北嶋秀朗コーチ)と話をしながら、個のレベルをアップすることを意識して、キツい期間も楽しく練習できた。広島ユースや大学の時と違って、相手の状況がどうなってるから、自分はどんなポジションを取らないといけないとか、サッカーが分かるようになってきたと思います」

6試合、得点がないことを受け、「まずはチームとして点を取りたい」と言うが、自らのプレーが良くなってきた手応えもあるからこそ、“初ゴール”への思いも高まる。今節ピッチに立てれば、ちょうどJ2通算100試合目。デビューが衝撃的だったことを思えば、節目のゲームで記念すべき得点が生まれる可能性も低くはなさそうだ。

文:井芹貴志(熊本担当)


明治安田生命J2リーグ 第33節
9月18日(月)18:00KO えがおS
ロアッソ熊本 vs アビスパ福岡

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