【札幌 vs 新潟】 ウォーミングアップコラム:フォア・ザ・チームの精神でゴールを狙うブラジリアンストライカー

2017年9月22日(金)


現在、チーム内で誰が好調かを考えたときに、誰もが真っ先にFWヘイス(写真)の名前を思い浮かべることだろう。なにしろ「自分で言うのもなんだけど、いまは超好調だよ」というほど。第23節の川崎F戦から3試合連続で得点を挙げており、残念ながら前節の神戸戦では得点できず、4戦連発はならなかったが、1部制時も含めトップリーグで3試合連続で得点を記録した選手は、クラブ史上5人目なのだそうだ。

オランダリーグでプレーをしていたときから膝などに負傷を抱えており、「痛みとはうまく付き合っている」という状況。しかしながら、「いまは札幌に移籍してきてから、一番コンディションもいいんだ」と笑顔を見せる。

6月末にFWジュリーニョが右アキレス腱断裂という大怪我を負ってしまい、現在はブラジルに帰国中で、ブラジルクラブの施設を借りてリハビリ中。昨シーズンも今シーズン序盤も、札幌の特徴のひとつがヘイス、ジュリーニョ、マセードのブラジル人トリオだったが、なかでも底抜けに明るいキャラであるジュリーニョが不在となっただけに、若干、テンションが下がっているのでは…?と思い話を聞いてみると、「なんでそんなことを聞くんだい?ジュリーニョとは毎日連絡を取っているし、得点をした試合後などはすぐにメッセージが届くんだよ。いつも一緒だよ。遠く離れているけど、彼のためにも頑張りたい」と逆に問い詰められてしまった。

彼のために。そうした感情がヘイスの得点につながっているように思う。本人も「かつての僕は、自分が活躍することばかり考えていた。それで空回りしていた時期もあったと思う。でもいまは、チームメイトのために貢献することを一番に考えてプレーをしている。そうしたら、いい感じで得点ができるようになってきたんだ」と明かす。

ラスト8試合。まだまだ厳しい戦いが待っていることと思うが、ヘイスはフォア・ザ・チームの精神で得点を重ねていく構えである。「チームの目標達成に貢献すること。それがいまの自分の最大目標なんだよ」と背番号11は力強く発している。この新潟との激しい戦いでも、献身的な動きで相手ゴールを脅かしていく。

文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J1リーグ 第27節
9月23日(土)14:00KO 札幌ド
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