【松本 vs 山口】 ウォーミングアップコラム:好漢パウリーニョ、5連勝を目指して山口戦も全力疾走

2017年9月23日(土)


中盤の底でパウリーニョ(写真)が躍動中だ。昨季途中に松本へ移籍して、この地で2年目を迎えるブラジリアン。日本でのプレーも長いだけに、Jリーグで5チーム目となる松本にもスムーズに溶け込み、今季も確かな存在感を発揮している。

日頃はフランクで明るい表情を絶やさない好漢だが、ピッチ上では感情を剥き出しにするプレーを見せるファイターだ。獲物を前にした闘犬のように球際の激しい守備でボールを奪取し、すぐに攻撃へスイッチを切り替える。強烈なミドルシュートや、機と見るや前へ前へと飛び出していくアグレッシブさで攻撃面でも貢献してきた。第32節・東京V戦ではペナルティーエリア手前での混戦からプレッシャーをかけてボールを奪うと、東京VのGK柴崎貴広の位置取りを冷静に見極めながらミドルシュート。代名詞である強烈ミドルではなく、ゴール右隅を狙ったコントロールショット。直後には8月1日に生まれた長男に捧げる『ゆりかごパフォーマンス』を披露し、「彼のために決めることが出来て嬉しい」とパパの笑顔を浮かべた。

今節は、リーグ5連勝を賭けて山口と対戦する。「アウェイゲーム(第21節/2○1)も難しい試合になったし、簡単にいかないことは承知している」と表情を引き締めつつも、積極的なプレスや球際の激しいディフェンスで山口攻撃陣の自由を奪う決意だ。また飯田真輝と橋内優也が欠場する可能性もあるなかで、「ヤス(安川有)と(後藤)圭太が、いつでも試合に出られるぞというところを見せた。今のチームはベースがしっかりしているので、誰が出ても同じ仕事をしてくれる」と仲間たちへの信頼も口にする。

昨季の最終戦となった昇格プレーオフ準決勝では、頭で同点ゴールを叩き込みながらも最後の最後で勝ち越し弾を喫した。あの悔しさを晴らすべく、背番号14はシーズン最後まで全力疾走を誓っている。

文:多岐太宿(松本担当)


明治安田生命J2リーグ 第34節
9月24日(日)14:00KO 松本
松本山雅FC vs レノファ山口FC