【大分 vs 岐阜】 ウォーミングアップコラム:チーム愛を掲げる松本怜。狙うは昇格。「僕はこのチームでJ1を戦いたい」

2017年10月7日(土)



残り7試合となり、昇格争いは佳境を迎えている。今季の大分は残留がノルマだったが、その目標が達成された今、J1昇格プレーオフ進出を目指すことになりそうだ。片野坂知宏監督は「今の順位にいるのは選手の頑張りがあったからこそ。結果を出していることは評価してもらえると思うが、これから先も自分たちのサッカーを成熟させたい」と話すに留まったが、選手からは「昇格を狙える以上は、そこを目指したい」との声が挙るようになった。

「僕はこのチームでJ1を戦いたい」と語るのは在籍5年目の松本怜(写真)。2013年にJ1に昇格したチームに期限付き移籍で加入し、2015年に完全移籍で大分の一員となった。ただ、その年にチームはJ3に降格したが誰よりも早く慰留を宣言し、チーム愛を示した。サイドを主戦場とするアタッカーは、持ち味のスピードを生かした突破に加え、今季はゲームの組み立てに参加し、クロスから得点をアシストすることもあれば、前節の岡山戦のように自ら得点することもできる万能型に進化した。

松本は好調の要因をこう話す。
「試合状況によって自分の役割は変わる。サイドで張ってチャンスを作るのか、中に切れ込んで得点を狙うのか。リスクマネジメントを考えてディフェンスラインに加わる方がよいのか。常に複数の選択肢があり、そこからベストの選択ができている」

今季は怪我で一時戦列を離れることはあったが、指揮官の信頼をつかみ、持っている力を発揮している。「みんなで昇格を勝ち取りたい」。大分でJ1からJ3までの全てのカテゴリーを経験した男は、誰よりもJ1復帰を渇望している。


文:柚野真也(大分担当)


明治安田生命J2リーグ 第36節
10月8日(日)14:00KO 大銀ド
大分トリニータ vs FC岐阜

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