【C大阪 vs 大宮】 ウォーミングアップコラム:「もっと点を取って、点を取ることが普通になるように」/澤上竜二

2017年10月28日(土)


J1リーグ戦ではAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得を狙える4位につけ、JリーグYBCルヴァンカップでは初の決勝進出、天皇杯でも準決勝に駒を進めるなど、今季の躍進が際立つC大阪。シーズンもいよいよ佳境に入ってくるなかで、待望の今季初ゴールを奪い、チームを活気づけた選手がいる。それは、プロ入り2年目のFW、澤上竜二(写真)だ。

1年目の昨シーズン、J2のほとんどの試合にメンバー入りし、主に途中からの出番だったが、30試合に出場。第31節長崎戦でJ2初ゴールを記録すると、J1昇格プレーオフの2試合で先発するなど、強靱なフィジカル、前線での高いキープ力、泥臭くゴールを狙う姿勢を武器に、チームの3年ぶりとなるJ1復帰に貢献。2年目の2017年は、さらなる飛躍が期待されていた。しかし、開幕前からケガに悩まされ、ルヴァンカップ第6節神戸戦(5月24日)から、ようやくトップチームのピッチに立つも、リーグ戦でもカップ戦でも、なかなかゴールに恵まれない日々。苦しい時期も過ごした。

それでも、天皇杯準々決勝、大宮との試合では、慣れない左サイドMFとしてプレーしながら、54分、右からのクロスに、打点の高いヘッドであわせ、彼らしいパワフルなゴールをマーク。桜色のサポーターを熱狂させ、チームの準決勝進出の立役者となった。「サイドハーフでしたが、あのときは中に入っていたので、FWとして(動き)、何回も動き直していた。前半からああいう形を狙うことが結構あったが、そこで決めることができてよかった」。

この澤上のゴールを盛大に喜んでいたのが、柿谷曜一朗ら、桜のチームメートたちだ。「あいつのポジションには、俺も含めて、経験のある選手がおるし、(そのなかで)ただ、あいつは常に(いい)準備をしていたから。プライベートでもよく一緒にいる仲やし、(ゴールは)すごいうれしかったですね」(柿谷)。「なかなか点を取れていなくて、本人もちょっと不安だったところもあったと思うけど、自分が点を取ったくらいにものすごくうれしかったし、同期の活躍は刺激になる」(木本恭生)、「ずっと頑張ってきているのも見ていますし、あの試合は左で入って、本来のポジションではないが、いい形で試合に入って、竜二らしいゴールを決めてくれた」(丸橋祐介)。間近で努力する姿を見てきた同僚も待っていた初弾。だからこそ、これからの澤上の活躍は、チームの目標達成に向けて、ひとつの鍵を握るのではないか。そんな思いをさせてくれる彼に、今後も期待を抱かずにはいられない。

「全然点が取れていなくて、(ゴールを決めて)みんなが喜んでくれたのですが、ここでもっと点を取って、点を取ることが普通になるようにできたらなと思います」。そう気合いを込める、澤上。これからも、桜のドラゴンは、ピッチに立ったとき、誰よりもゴールという結果を求めて闘う。

文:前田敏勝(C大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 第31節
10月29日(日)16:00KO 金鳥スタ
セレッソ大阪 vs 大宮アルディージャ

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