【琉球 vs YS横浜】 ウォーミングアップコラム:前向きな姿勢で成長する瀧澤修平のDFリーダーとしての意思

2017年11月4日(土)


攻撃的なサッカーを信条とする琉球だが、その一方でピンチを未然に防ぎ黒子役に徹する守備陣の働きも見逃せないポイントとなる。CBコンビで攻守両面で貢献度の高い増谷幸祐とバランスを取りながらプレーするのがDFリーダーの瀧澤修平(写真)だ。2年目のシーズンを迎えた今シーズン。古傷の外側半月板の痛みを取り除くために手術を行った影響で開幕から数試合出場できなかったが、6月の第14節の鳥取戦から復帰し、以降先発フル出場を続けている。派手さはないが高さと明確な判断力を武器に堅実な仕事を行っている選手だ。
「琉球は攻撃的な選手が多い。後ろから繋げられる選手が多い中、強さと高さで劣る部分があるのでそれを補うプレーで対応することが自分のチームでの存在意義だと思っています。あと本当は攻撃面でももっと貢献したいです。ノリ君(藤澤典隆)が最近左サイドが多いので、テンポよくノリ君にボールを供給してそこから攻撃が開始されるよう下支えですることを意識してますが、自分から起点になるプレーをすることが今の課題。攻守両面で活躍できる選手になりたいですね」(瀧澤)。

昨シーズンから琉球でプレーし、今でこそ金鍾成監督の考えは理解できているが、加入したころは苦労の連続だったという。「今までのDFとしての考え方だとリスクマネージメントの部分、例えばSBが片方上がればもう片方は残すといったプレーが通常だと思っていたんですが、琉球は両サイド上がるのでカウンターを食らったとき最悪相手の攻撃枚数と同数でも良いという考え方なので最初は戸惑いはありました。前や横の選手にコーチングするだけでなく全体を見て、3手先までを読んで動かしていくことに対する難しさはあります。
でもそれを克服することでCBとしてのプレーの幅も広がると思うし成長すると思う。今ではポジティブにとらえていますし、自分がチームを動かすことを意識しながらプレーしています」。

瀧澤はプロの生活においていつも責任の重さを感じているという。サポーターからの応援、フロントからの期待、そして結果を残すための宿命といった学生の頃にはなかったプレッシャーを背負いながらプレーし続けること。しかし本人にとってはその環境が刺激的で成長に礎となっている。「量質ともにプロは背負うものが違う。だけれどもそこから逃げずになおかつそれをパワーに変える選手が上に行けると信じてますし、かと言って過度にプレッシャーをかけると潰れてしまいかねないので楽しみながらプレーしていきたいですね。自分はひとつのことに集中したいタイプなので、サッカーを常に考えられる今の環境はとても恵まれていると思います」。

プロ選手としてひたむきに成長し続ける瀧澤だが、彼にとって無くてはならない存在がいる。「僕の弟がすごく応援してくれるんです。二人兄弟でいつも地元に帰ったら話しあったり飯食ったりしてます。6つ年下ですが喧嘩もほとんどなかったですし、ユニフォームをあげるとめちゃくちゃ喜んでくれて。ほんと一番のサポーターですね」。

琉球にとって残り4試合となったが、瀧澤の目標は常に前を向いている。「チームとしてひとつでも上の順位に行くことがみんなのモチベーションでもあるし目標。ステップアップのために飢えているとも思うので個人としてもしっかりとしたプレーすることも重要。どちらの面でも結果が残せるようつなげたいです。DFですがゴールも取りたいので積極的にプレーしていきます。

プレーヤーとして成長し続けている瀧澤の前向きな姿勢が今後の試合に影響を与えることだろう。

文:仲本兼進(琉球担当)


明治安田生命J3リーグ 第30節
11月5日(日)16:00KO 沖縄県陸
FC琉球 vs Y.S.C.C.横浜
タピック県総ひやごんスタジアム(FC琉球)
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