【愛媛 vs 群馬】 ウォーミングアップコラム:チームを勝利に導くために求められる小島秀仁のキャプテンとしての成長

2017年11月11日(土)



シーズンも佳境に入り、第40節・徳島戦から始まったホーム3連戦はホームとしての今季のハイライトと考えられていた。しかし、チームはその最初の2戦で力なく星を落としてしまった。

この手痛い敗戦に人一倍責任を感じていたのがキャプテンの小島秀仁(写真)だった。
「自分の力のなさを痛感している」
キャプテンとしてチームメイトを引っ張る立場にあって、この2試合でのチームのパフォーマンス、戦う意識は決して芳しいものではなかった。ゴールは遠のき、ミスからの失点も重なった。

今季、小島個人としてのパフォーマンスの向上が目覚ましいことは言うまでもないが、今季の小島はチームのキャプテン。「そういったところでも自分はもっと成長しなきゃいけない」という自身の課題はこの2試合で露呈したかもしれない。しかし、それは課題であると同時に小島自身の大きな成長への伸び代でもある。そして、その成長はチームを勝利へと導く道に通じている。
「ゲームの中で起きる状況を踏まえて、ピッチ内での指揮は自分が執らなきゃいけない」

チームの足並みが揃っていなければ、その進むべき方向を示さなければいけない。チームメイトの心が折れそうなときには声を張り上げて鼓舞し、諦めずに戦う気持ちを蘇らせなければいけない。25歳のキャプテン1年生にとってその背負う荷物は決して軽いものではないはずだが、それでも小島はそのクールな眼差しの奥に闘志を漲らせて果敢にトライするだろう。

今節、愛媛は中3日での過密日程でのプレーを強いられるが、「愛媛のベースは相手に走り勝つこと。それが求められる中で『3連戦だから』とか言ってられない」とコンディションの差は意に介さず。「気持ちの強いほうが勝つと思うし、それを出さなきゃいけない試合」と勝負のカギは“ハート”であることを強調する。

「ホーム最終戦を含めて残り2試合、気持ちで引っ張っていければ」
主将・小島秀仁はチームを再び戦う集団へと変え、“闘将”へと昇華することができるか。

文:松本隆志(愛媛担当)


明治安田生命J2リーグ 第41節
11月12日(日)15:00KO ニンスタ
愛媛FC vs ザスパクサツ群馬