【長崎 vs 浦和】 ウォーミングアップコラム:鈴木武蔵の加速力⇒チームの推進力

2018年3月9日(金)


切り裂くように敵陣中央を走り抜けると、ペナルティエリアに入って2ステップ目で右足を振り抜き、ゴール左サイドのネットを揺らした。鈴木武蔵自身のJ1リーグ通算8得点目は、長崎移籍後初ゴール。

「個人的にもうれしいゴールでした。自分の特徴を活かせたゴールだったのがとてもうれしかったですね。ぼくとサワくん(澤田崇)とファンマがいい距離感で受ける場面もあったので、いい攻撃ができたと思います」

第2節のサガン鳥栖戦と、早い段階で結果を出した。チームは引き分けに終わったが、持ち味のスピードを活かしてのゴールは、長崎にJ1初の勝点をもたらした。

 185センチの長身、爆発的な加速、そして愛嬌を持つ背番号11番は、世界最高の舞台の一つを経験している。リオデジャネイロオリンピック2016では、U -23日本代表メンバーとして日の丸を背負ってプレー。ゴールも決めている。ただ、本人はオリンピックを過去のことととらえている。

「オリンピックは大きな経験でした。年齢を重ねるごとに、日の丸を背負う重みを感じています。みなさんからの期待感、そして世界にいる選手たちを知ることができる“代表”は、とても勉強になりました。でも、オリンピックだけで終わりたくない気持ちが強いです」

ジャマイカ出身の24歳。2012年にアルビレックス新潟に加入すると、2014年には29試合に出場して3得点。これが、キャリアハイのゴールとなるが、今季からV・ファーレン長崎に加入しての目標は、自分の背番号以上の得点を挙げることだ。

「『アイツがいるとチームが変わる』という存在になりたいと常に思っています。注目が集まる1年の中で、一つでも上の順位に行くことが期待されています。長崎の皆さんにとっても、最高の1年だったと思わせる結果を残すために、自分はプレーで結果を残したいです」

今節で出場すればJ1リーグ100試合目となる鈴木。赤い悪魔を長崎に初めて迎えての自身メモリアルゲーム。持ち味を発揮してチームを加速させる。

文:(長崎担当)


明治安田生命J1リーグ 第3節
3月10日(土)14:00KO トラスタ
V・ファーレン長崎 vs 浦和レッズ

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