【長野 vs F東23】 ウォーミングアップコラム:サイドを駆ける新たな翼。長野・河合秀人が背負った使命

2018年3月20日(火)

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J2昇格を目標に掲げる長野が、2試合未勝利の状態で今節、ホーム開幕戦を迎える。開幕戦・藤枝戦は退場者を出して0-1で敗れると、前節・相模原戦は2点のリードを得ながらも追いつかれて勝点2を失った。残念ながら、開幕スタートダッシュはかなわなかった格好だが、光明が見えないわけではない。特に前節、河合秀人(写真)が放った光は今後に期待を寄せるに値する、まばゆいものであった。

小気味良いドリブルで何度も左サイドを駆け上がると、最大の見せ場がやってきたのは後半の立ち上がり。持ち場とは離れた右サイドでボールを受けるや否や、「自分の第一優先はゴールを目指すこと」と語るJ3屈指のアタッカーは勢いを持ってPA内に進入すると、対応の遅れた相手DFのファールを誘発。そのままPKキッカーを任されると、GK川口能活の圧力に打ち勝ち、力強くネットを揺らす。こうしてつかんだ加入後初ゴール、自身の特長を示すには十分なインパクトがあった。

また、これが初めての移籍となった24歳は、情熱溢れる“12番目の選手たち”に対しても、すでに心強さを感じているようだ。試合後には、「アウェイにもかかわらず、多くのサポーターが来てくれて素晴らしい雰囲気の中でやらせてもらっている」と、この日もホームを凌駕するような大声援で後押ししたサポーターへ感謝を述べた。ただそれだけに、「(ホーム開幕戦で)勝点3を取って喜びを分かち合いたいという気持ちが一番強い」。悔しさの残る中、目線はすでに次なる戦いへと向けられていた。

昨季、32試合34得点と攻撃に課題を残した長野。そんな状況を理解してオレンジのユニフォームに袖を通した背番号8は、覚悟を決めている。「去年、長野が得点力不足と言われた中で自分が加入して、そこの得点力という部分を向上させられないと、自分が入った意味がないと思っている」。ホーム開幕戦、Uスタに集う大勢のサポーターの前で、長野の新たな翼が躍動する。

文:林口翼(長野担当)


明治安田生命J3リーグ 第3節
3月21日(水)14:00KO 長野U
AC長野パルセイロ vs FC東京U−23
長野Uスタジアム(AC長野パルセイロ)
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