【とりスタで見よう!】“強小”の魂を持つ「俺らのぬりかべ」~北野貴之(ガイナーレ鳥取)~

2018年3月15日(木)

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2018シーズン開幕!スタジアムにこの新戦力を観に行こう!

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3月11日、鳥取はアウェイでの今季開幕戦で、鹿児島を2-0で下した。昨年7月23日の第18節・盛岡戦(○2-1)以来、17試合ぶりの勝利。完封勝利となると昨年3月26日の第3節・長野戦(○1-0)以来、約1年ぶりだった。

今季、鳥取に加入したGK北野貴史にとっては勝利だけでなく、試合出場も久しぶりだった。2016年にC大阪U-23の一員としてJ3で7試合に出場したものの、2015年から昨年まで3年間、トップチームでの公式戦出場はゼロ。2003年の新潟加入以来、大宮、C大阪、横浜FCを経て、5クラブ目となる新天地で最高のスタートを切った。

鳥取への加入を決めた理由は、「一番早く声を掛けてくれたクラブだった」ことだけではない。もう一つ、「人口最少県のJクラブであることに魅力を感じたから」だった。「日本には多くのクラブがあるけれど、人口最少県であることをポジティブに受け止めて、サッカーをしながら、これからの日本の行く末、いろいろなビジョンを見に来た」と熱く語る。その言葉は、『小さいけど強い』『小さくても強い』クラブを目指す鳥取が、長年掲げているスローガンである“強小(きょうしょう)”そのものと言える。


J1通算258試合出場の豊富な経験を、鳥取の成長につなげる意欲も旺盛だ。J3のクラブに所属するのは初めてだが、「J1、J2の水準は知っているので、そこに近づけながらJ3を戦うことが大切。J3のレベルで戦うのではなく、J1に少しでも近づけるようなクオリティーで戦うことが、J3で上位に入ることにつながる」と意気込む。27歳の井上亮太と19歳の細田歩夢、他の2人のGKと連日、長時間の居残り練習も含めてハードなメニューをこなす。「このチームに足跡を残したい。若い選手には背中で示していきたい」との決意で体をいじめ抜いている。

森岡隆三監督が掲げる今季の目標は、勝点50以上、50得点以上、30失点以下。それを踏まえて「勝点50以上に貢献する。1人で守ることはできないけれど、最少失点を目指す。チームの掲げた目標を勝ち取ることが、個人の絶対的な使命」と闘志を燃やす。

鳥取のファン・サポーターが歌うチャントには、歴代のGKに送られているものがある。鳥取県出身の漫画家・水木しげるさんの『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる妖怪「ぬりかべ」が出てくる歌詞だ。

「俺らのぬりかべ 最強守護神 その手で導け 勝利へと」

その手で導け、勝利へと、5年ぶりのJ2へと。“強小”の魂とともにゴールマウスに立つ、新しい鳥取の守護神に注目だ。

文:石倉利英(鳥取担当)
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とりぎんバードスタジアム(ガイナーレ鳥取)

★ガイナーレ鳥取ホーム開幕戦★
明治安田生命J3リーグ 第2節
3月17日(土)18:00KO とりスタ
ガイナーレ鳥取 vs 福島ユナイテッドFC

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