【北九州 vs 相模原】 ウォーミングアップコラム:新たなる9番、ダヴィ! 北九州の得点力アップへ、活躍誓う

2018年4月7日(土)


空白となっていた北九州の背番号9が決まった。このポストに入ったのが、12年の甲府で38試合32ゴールを決めてリーグ得点王に輝いているダヴィだ。貪欲さは衰えを知らず、「ゴールを決めるために北九州に入った。昇格のために頑張りたい」と熱く意気込みを語る。

北九州はここまで決定的なチャンスで決めきれない場面も目立ち、13位と低空飛行。ダヴィは明治安田J3リーグを「上手い選手が多い。外国籍選手も多くて、とても強いカテゴリー」とした上で、「まだリーグ戦は始まったばかり。ホーム戦は全て勝ち、アウェイでも勝点を取って行ければチャンスはある」と強調し浮上を誓う。

下を向かないのもストロングポイントで、首脳陣もその心意気を買う。佐野達強化育成本部長は「得点力」を獲得要因に挙げつつ、「ダヴィは魂を出してプレーできる。今年のチームはおとなしい選手が多いので、ダヴィが入ることで活性化につながる」とも説明。森下仁之監督は「ゴール前での決定力があるし、どんな形でもプレーできる。いろんな経験をしてきていて、若い選手にとってお手本になるプレーがたくさんある」と話し、ダヴィに触発された若手の伸びにも期待を寄せる。

話は逸れるが、これまでの北九州でも背番号9は得点力の高い選手が担い、チームの雰囲気作りでも役目を果たしてきた。近年では原一樹(讃岐)が3年にわたって背負い、3年間でリーグ戦36ゴールをマーク。11年には大島康明が三浦泰年監督(当時)との「男の約束」で覚醒し、同年秋には連続ゴールで勝利を呼び込んだ。JFL時代は藤吉信次が9番を付け、明るさを前面にチームを昇格へとリードしている。

系譜を引き継ぐダヴィ。「北九州市は名古屋よりはコンパクトだけどきれいな街。住んでいる人も優しい。本山(本山雅志)、大地(川島大地)、聖(花井聖)とは一緒にプレーしていたので、コミュニケーションは取りやすい」と話して、サッカーに打ち込める環境で昇格に注力。早ければ今節の相模原戦での出場の可能性があり、実現すれば本山とダヴィのコンビネーションが見られるかもしれないし、ダヴィと川口能活がにらみ合うような場面もありそうだ。
もっとも、まだチームへのフィットが万全とは言えず、出場のタイミングには慎重な判断がなされるだろう。ただJ1、J2で二桁ゴールを挙げてきたダヴィがミクスタで大暴れするのも決して遠い話ではない。「チームのポテンシャルは高く、力を合わせればすごく伸びると思う。頑張って、たくさんのゴールを決めたい」。北九州にやってきた新たなる9番が、勝利へのゴールを積み上げる。

文:上田真之介(北九州担当)


明治安田生命J3リーグ 第6節
4月8日(日)14:00KO ミクスタ
ギラヴァンツ北九州 vs SC相模原
ミクニワールドスタジアム北九州(ギラヴァンツ北九州)
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