【新潟 vs 仙台】 ウォーミングアップコラム:新潟次世代のダイナモへ、渡邉新太が名乗りを挙げる!

2018年4月17日(火)


170㎝と、決して大柄とはいえない大卒ルーキーのアタッカーが、ピッチ上で強い存在感を放つのには理由がある。戦う姿勢を常に崩さないからだ。3日前の明治安田生命J2リーグ第9節・栃木戦でも、64分に右サイドハーフとして途中出場すると、2点リードして守りを固めるために引いた相手に、何度も仕掛け続けた。
 
「球際だったり、戦う気持ち、自分のためだけじゃなく、チームのために走る。そういうところだと思います。こういうときは」
 
新潟ユース(現U-18)出身のアタッカーが言う、“こういうとき”とは、リーグ戦、ルヴァンカップ合わせ、公式戦4連敗中を指してのことだ。
 
4年前、ユースからトップへの昇格はならなかったが、流通経済大学を経て、今シーズン、再びオレンジとブルーのユニフォームに身を包む。もともと得意のドリブルでゴールに迫り、泥臭くネットを揺さぶるFWは、大学1年時にサイドハーフにコンバート。プレーヤーとして幅を広げたことが、プロ1年目にも生きている。第7節・熊本戦は1-3で敗れはしたが、3点リードされた状況での途中出場にもあきらめることなく、ペナルティー・エリア内で仕掛けてPKを誘発。クロスを胸トラップし、シュートを打てるポイントへときっちりコントロールしたことで、相手を冷やりとさせた場面だった。
 
「仕掛ければ、絶対に相手は嫌だと思うんですよ。2列目だったら、思い切って裏に抜けたり、ダイアゴナルに走ったり。大胆にやることも必要」。鈴木政一監督からも求められる“大きい動き”は、攻めが手詰まりになったときの突破口になり得る。
 
明日の仙台戦に、一段と闘志を燃やすのは、大学で同期だったジャーメイン良の存在があるから。「絶対に負けられない。1点でも多く、ジャーメインより点を取りたい」と意気込む。
 
球際を恐れることなく、相手に体をぶつけられてもお構いなしにゴールに突進するスタイルが、新潟サポーターの支持を得るのに時間は掛からないだろう。「アグレッシブにやるのは当たり前。そこが評価の基準にはならないです。栃木戦はゴールが取れなかったことに尽きる」。プロ初ゴールは、苦境のチームにとって、間違いなく光明となる。

文:大中祐二(新潟担当)


JリーグYBCルヴァンカップ 第4節
4月18日(水)19:00KO デンカS
アルビレックス新潟 vs ベガルタ仙台

デンカビッグスワンスタジアム(アルビレックス新潟)
みんなの総合評価 (4.2)
臨場感 (4.3)
アクセス (3.6)
イベント充実 (3.9)
グルメ (4.3)
アウェイお楽しみ (4.1)

移籍情報