【神戸 vs 名古屋】 ウォーミングアップコラム:“小ニウトン”はもう卒業!? 佐々木大樹、急成長中。

2018年4月20日(金)


ヴィッセル神戸U-18からトップチームに昇格したルーキー佐々木大樹(写真)は、1月の新加入発表会見の席でサポーターの心をつかんだ。
「風貌は(昨季までヴィッセル神戸にいた)ニウトン選手みたいですが、まだ実力がついていないので、小(こ)ニウトンでお願いします(大笑い)」
この時は“べしゃり”で会場を沸かせたが、今は“プレー”でスタジアムを沸かせている。実力不足なんてどこ吹く風、すでにルヴァンカップとJ1リーグの両方で得点を挙げている佐々木を、小ニウトンなんて呼ぶサポーターはもういない、に違いない。

成長を示す象徴的なシーンが、明治安田J1リーグ第7節の浦和レッズ戦のJ1初ゴールだ。右サイドバックの藤谷壮からヨコパスを受け、相手を背負いながら反転ターンで交わしてドリブルでボールを運び、さらにペナルティアーク付近で冷静に左足のキックフェイントを入れて相手DFの外すと、右足でゴールの左隅へ蹴り込んだ。本人によるこのシーンの解説はこうだ。
「パスを受ける前からターンで相手を交わしてドリブルでゴール前に運ぶイメージはできていた。キックフェイントに関しては、右利きなので、右足でシュートした方が入るかなと思って…」

吉田孝行監督の佐々木に対する評価はこうだ。
「ご覧の通り、ボールを持った時には何かをやってくれる選手。ボールがないところでの動きなどはまだまだ質を上げないといけないが、ボールを持った時には何かをやってくれるんじゃないかと感じさせてくれる選手です」

このゴールで神戸サポだけではなく、指揮官のハートもつかんだ18歳は、翌節の横浜F・マリノス戦もスタメンで出場し、90分間ピッチを走り回った。
ただ、今は同期の郷家友太にちょっと話題をさらわれている。直近のルヴァンカップ長崎戦で郷家が決勝弾を決め、神戸の5年連続グループステージ突破へ導いた。彼にとってはこれがプロ初ゴール。アディショナルタイムの劇的なゴールだっただけに、佐々木のスーパーゴールの印象がやや薄れてしまっている。

根っからの負けず嫌いである佐々木が、この現状に黙っているはずはない。長崎戦を休み、疲れを癒した神戸の生え抜き成長株が、今節の名古屋戦で再びノエスタ神戸を沸かせる。

文:白井邦彦(神戸担当)


明治安田生命J1リーグ 第9節
4月21日(土)16:00KO ノエスタ
ヴィッセル神戸 vs 名古屋グランパス

ノエビアスタジアム神戸(ヴィッセル神戸)
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