【富山 vs 秋田】 ウォーミングアップコラム:冷静に、熱く。チームを引っ張る差波優人

2018年4月28日(土)


富山は開幕から黒星が先行して現在16位。大型連休3連戦での浮上を狙う。大事な初戦の相手は昨季王者の秋田。通算の対戦成績でも1勝2分4敗と負け越している難敵だ。さらに言えば一昨年、昨年ともにシーズン中盤や終盤の勝負所でぶつかり、1分3敗とことごとく苦い思いをさせられてきた。今回も富山にとっては今後を左右する重要な局面での対戦になった。これまでの雪辱を果たしたい。

攻撃が機能し始めているのが明るい材料だ。今季は新たに[3-4-2-1]のフォーメーションを導入し、ピッチの幅を広く使ってサイドからの攻略を試みている。最近は最終ラインから中盤にかけてのパスワークにリズム感が生まれ、主導権を握る時間が増えてきた。
その中心になっているのが新加入のボランチ差波優人(写真)選手。広い視野と正確なキックで両サイドにボールを振り分ける様は司令塔と呼ぶにふさわしく、大きな展開や前線へのスルーパスで好機を創出して観客を沸かせている。
第6節のG大23戦では鮮やかなミドルシュートを決め、プロ3年目にして自身Jリーグ初得点をマーク。これが先制点となり、チームは4試合ぶりに勝利を手にした。「(3連敗していた)こういう苦しい状況で決められた。自信につながる。これに満足せずに頑張っていきたい。まだ手探りなところはあるが、苦しい中での勝利は大きい。また次の試合まで良い準備をしていきたい」と試合後に語った。

チームのために走り、激しくボールを奪いにいくガムシャラなプレーをいつも心掛けているという。パスの出し手としてみせる巧さや冷静さとのコントラストが印象的だ。「『勝ちたい』という気持ちが見ているサポーターにも伝わるようなプレーをしたい。そういう姿勢を示すことが、チームがひとつになるきっかけにもなると思っています」。今回もピッチ中央で大きな存在感を放つことだろう。

文:赤壁逸朗(富山担当)


明治安田生命J3リーグ 第8節
4月29日(日)13:00KO 富山
カターレ富山 vs ブラウブリッツ秋田

富山県総合運動公園陸上競技場(カターレ富山)
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