【徳島 vs 愛媛】 ウォーミングアップコラム:薗田卓馬の芯。「ゴールを目指していたか、目指していなかったのか」

2018年5月2日(水)


今季から徳島に加入したプロ2年目の薗田卓馬(写真)。昨季まで所属していたアスルクラロ沼津ではJFL時代の16年に12得点、明治安田J3の17年にリーグ2位となる19得点を挙げたストライカーだ。

新体制発表会で好きな物を問われて「いちご」と答える乙女な一面を見せ、プレシーズン中にはクラブや選手のSNSを通じて『ボケましょう』にチャレンジするキャラクター。そのボケは多少すべっていたような気もするが、間違いなくゴールを目指していた。その貪欲な姿勢は、FWに最も必要な資質。

さて、『ボケましょう』のくだりはジョークとして、薗田は試合で「ゴールを目指していたか、目指していなかったのか」を最重要視する。得点を取る仕事について、リカルド ロドリゲス監督はどのポジションにも求めるが「自分としては得点を取るのはFWですし、結果を残すのはFWだと思っています」と言い切る。同時に「外してしまうときは外します」。それでも大切なのはゴールを目指していたかどうか。「だからこそシュート本数も意識しています」と物怖じしない。総得点『8』で得点数がリーグワースト2位に沈む徳島だが、強引にゴールをこじ開けようとする場面はまだまだ少ない。セットされた守備に対して針の穴を通すように崩そうと試みるが、ときに必要なのはそこに壁があると分かっていながら強引にシュートを狙い続けられる図太さかもしれない。

今季、薗田の出場機会は未だないが、現状は山﨑凌吾が前節・横浜FC戦(0●1)で先発出場を回避せざるを得ないコンディション状態であり、同試合で負傷交代した島屋八徳にしても今節・愛媛戦の出場は困難であろう。連戦ということも含め、新しい力が求められている。

薗田のJリーグ初得点は、昨季の沼津在籍時で決めた第3節・藤枝戦(4○1)の逆転弾。ダービーの経験は「藤枝MYFCとの静岡ダービーが初めてでしたが、そのときの得点がJ初得点でした。ダービーという位置づけの試合で気持ちの入った試合でした」。『四国ダービー』を機に、現状を打破する救世主となるか。いや、そんな重圧を気にすることなく、出場機会を掴んだ際には「ゴールを目指していたか、目指していなかったのか」の精神で突き進んでもらいたい。

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第12節
5月3日(木)14:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs 愛媛FC

鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
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