【熊本 vs 岐阜】 ウォーミングアップコラム:小谷祐喜が重視する、「チャレンジするメンタル」

2018年5月2日(水)


前節は岡山に逆転で敗れ今季4敗目を喫した熊本。しかし11試合を終えて勝点17の6位という数字は、まだシーズン前半といえど、21位に終わった昨季を思えばポジティブに捉えて良い。今季から指揮を執る渋谷洋樹監督のもと、チームは試合を重ねながら着実に前に進んでいると言っていいだろう。
自陣からボールをつなぎゲームを作っていくスタイルを志向するが、一方では状況に応じて背後のスペースを積極的に狙い、前線の動き出しを生かしてチャンスへ結びつけることも重要なポイント。つまりビルドアップの始まりとなる最終ラインの選手には、パスの出し手としてタイミングを逃さない判断も求められている。

前節まで8試合連続で出場しているDF小谷祐喜(写真)は言う。
「ポジショニングと、攻撃のスイッチを入れることを意識しています。今のシステムは左右のストッパーが安定しないといけないし、ミスは失点に直結する。どこに止めて、どこに出すのか、その判断の質をもっと高めていきたい」。
開幕戦に出場できなかった悔しさをバネに自分の役割を再確認。第4節の愛媛戦から先発の座を掴むと、初対戦となる新潟を迎えた第7節は、26分に安柄俊が挙げた2点目、そして55分に生まれた八久保颯の3点目と、2つのゴールをアシストした田中達也の動きを逃さず、鋭い縦パスを供給して勝利に貢献した。
「自分のパスから得点につなげてくれたことに感謝していますし、自信にもなりました。安全なところにシンプルにつけるのも大事ですけど、パスコースがあるのなら、チャレンジするメンタルを大事にしていきたい」。
もちろんディフェンダーである以上、失点が多い現状には「後ろの選手としては悔しい」と唇を噛む。しかし、「予測がつきやすくなって、落ち着いて対応できるようになっている」と、手応えも感じている。

2016年途中に期限付き移籍で加わり、昨シーズンから完全移籍となって2年目。チャレンジする姿勢を貫き、攻守でチームを引っ張る。

文:井芹貴志(熊本担当)


明治安田生命J2リーグ 第12節
5月3日(木)14:00KO えがおS
ロアッソ熊本 vs FC岐阜

えがお健康スタジアム(ロアッソ熊本)
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