【C大23 vs 北九州】 ウォーミングアップコラム:ついに飛び出したJ初ゴール。安藤瑞季がシュートに込めた「感謝」の思い

2018年5月5日(土)


明治安田J3第9節の鳥取戦で、期待の高卒ルーキー安藤瑞季(写真)がついにJ初ゴールを決めた。遠目の位置から思い切って放った、コントロールされた豪快な一撃だった。

試合翌日、リカバリーを終えてクラブハウスに戻ってきた安藤は、「ようやく取れました」とホッとした表情を浮かべた。同時に、「出場停止明けですぐ使ってくれた大熊(裕司)さんに感謝しています。チームにも迷惑をかけてしまったので、期待に応えたい、という気持ちで試合に挑んだ」ことを明かした。

第7節・福島戦でのこと。1-0で勝っている64分に途中出場した安藤は、77分、相手選手への侮辱行為で1発退場となった。その3分後にチームも同点に追いつかれて引き分けに終わっただけに、責任を噛みしめていた。

大熊裕司監督は、その後、退場の件については本人と「深く話し合ってはいない」としつつ、「あいつも最初はずっとトップ(チーム)で練習して、(シーズンが開幕して)こっち(U-23)に来て、だからと言ってすぐに活躍できるほど(J3が)甘いリーグでもない。いろいろもがいていると思う」と話し、厳しさとともに親心も見せていた。

7戦負けなしと好調を維持するセレッソ大阪U-23において、前線の競争は特に激しい。「もっと、早く試合に出て、点を取って、というイメージでした。うまくいかないことも多かったけど、ここからがスタート。始まったばかり。U-23でもトップチームでも、チームのために、自分の力を発揮していきたい」と吹っ切れた様子で話す安藤のこれからに期待したい。

文:小田尚史(C大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第10節
5月6日(日)14:00KO 金鳥スタ
セレッソ大阪U−23 vs ギラヴァンツ北九州