【浦和 vs 鳥栖】 ウォーミングアップコラム:頼れるDFリーダー・槙野智章、ゴールに鍵をかけろ

2018年5月12日(土)


他の誰より信頼されている証と言っていいだろう。ミッドウィークに行われた名古屋とのルヴァンカップ。オズワルド オリヴェイラ監督は鹿島戦から実に9人のメンバーを入れ替えるターンオーバーで試合に臨んだが、守備陣で唯一の連戦となったのが槙野智章(写真)だ。

指揮官からは「マキは試合に出ているけども、誰よりもリカバリー能力があって元気だから出てほしい」と説明されたそうだが、オリヴェイラ監督が指揮を執るようになった第10節の柏戦からチームでただ一人の全公式戦フル出場。必要不可欠な戦力として評価されていることが窺える。

実際、槙野は名古屋戦でもその評価に見合ったパフォーマンスを見せている。浦和は序盤、生きのいい若手2トップの勇猛果敢なアタックに手を焼くシーンが目立ったが、槙野は落ち着いた対応を見せていた。

慣れないユニットで戦うことで組織的な綻びは出ていたものの、一対一のピンチの場面では若武者の挑戦をきっちりとはねのけ、ドリブル突破を図る相手に日本代表の常連となった実力を見せつけた。守備の連携に問題があれば後方から大きな声で指示を飛ばし、リーダーシップを取って穴を埋めようと奮闘した。

今回の鳥栖戦に向けた中3日の準備期間中にはオフが与えられたが、フル出場を続けている体には疲労が溜まっているはずだ。だが、それでも「連戦をやっていると3日に1試合、4日に1試合でプレーして、それが良いリズムになっている部分もある」と前を向く。

ワールドカップの影響による公式戦15連戦もいよいよ終盤に差し掛かっている。鳥栖戦は中断前のリーグ戦ホームラストマッチとなる。

「前節の鹿島戦では負けているし、中断期間に入る前にひとつでも順位を上げたいと監督も言っている。練習する時間はないが、試合を通してやりたいことや、一歩一歩進んでいるということも感じている、しっかりホームで勝てるようにがんばりたい」

失点しなければ負けることはない。圧巻の強さを誇る対人ディフェンスと、組織を引き締める声出しでゴールに鍵をかけろ。

文:神谷正明(浦和担当)


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