【盛岡 vs 藤枝】 ウォーミングアップコラム:日本復帰を促したのは宇佐美貴史の助言。新加入の小谷光毅が打開のキーマンとなる

2018年5月19日(土)


盛岡は5月9日、小谷光毅(写真)の加入を発表した。小谷は大阪府出身のMF。ガンバ大阪ユースから明治大学に進学。4年時のインカレを最後に一度サッカーから離れ、卒業後は野村證券に勤務した。約1年間プレーからは遠ざかっていたが、「けがも治ったし、若いうちにできることには挑戦したい」と再びプレーヤーとしての道を歩み始めた。そこから渡独し、4部と5部のチームに1年半在籍した。証券マンを経てドイツでプロに。数多いJリーガーの中でも異色の経歴が目を引く。

日本復帰にあたっては、宇佐美貴史(デュッセルドルフ)の言葉もひとつのきっかけとなった。「宇佐美くんは自分の経験も踏まえてすごく親身になって話してくれる人。ドイツでの後半は怪我もあって出場が限られた中で、出られるチームで出た方がいいという言葉が後押しになりました」と親交の深い先輩からの助言もあり、3月いっぱいで契約解除。盛岡と完全移籍での契約を結んだ。ユース時代の同期である稲森克尚、後輩の嫁阪翔太、同郷の河津良一、明治大学で同期の鈴木達也、先輩の梅内和磨と昔なじみの選手が多く、トレーニング後にはさまざまな選手と談笑する姿も目立つ。

「ボールを持てるし、動かして自分も(スペースに)入っていける。戦術面でも局面の話をしてもすんなり理解できる能力の高さもあります」。菊池利三監督は小谷のプレーについて評価。中盤中央でボールに触れながらリズムをつかむ。ボールの経路が外回りになり、テンポが上がらない現在のチームにとっては打開に向けたうってつけのプレーヤーだ。

今の盛岡におけるボランチユニットとしてより魅力的なのは同様に高い攻撃性能で違いを生み出せる山田陸とのコンビだ。今季は失点が多いが、これは攻撃の停滞が招いている側面が大きい。より縦にボールを付けられる2人の組み合わせは、その打開になんらかの光明を与えるはずだ。小谷にとっては加入発表後、初の公式戦。出場となれば約2年半ぶりとなる日本のピッチで、何をもたらすのか。流れを変える藤枝戦が間もなくスタートする。

文:高橋拓磨<cross Line>(盛岡担当)


明治安田生命J3リーグ 第11節
5月20日(日)13:00KO いわスタ
グルージャ盛岡 vs 藤枝MYFC
いわぎんスタジアム(いわてグルージャ盛岡)
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