【京都 vs 横浜FC】 ウォーミングアップコラム:若原智哉18歳、ただいまプロの舞台を体感中

2018年5月25日(金)


明治安田生命J2リーグ第14節・徳島戦でゴールマウスを守ったGK若原智哉(写真)は、18歳とは思えない堂々としたプレーでプロ選手としての第一歩を踏み出した。奇しくもアカデミーの先輩であるGK山田元気(レノファ山口FCへ期限付き移籍中)と同じスタジアムでのデビュー戦。京都U-18時代から定評のあったシュートへの鋭い反応を発揮し、DFラインの背後のスペースのケアもこなした。後半に、前方へ飛び出してクリアした際に激突した相手選手が負傷退場する場面もあったが、両選手がそれぞれの立場でボールへの執念を見せた結果であり、非難されるプレーではない。起用に踏み切ったジュロヴスキー監督も「優れたクオリティを持つ選手は、年齢に関係なく試合でなにかを見せてくれる」と評価している。
 
本人は「最初のプレーが上手くいったことで、試合もよい流れになった。ただ、失点を許してしまったし、次の愛媛戦でも有田(光希)さんに決められています」と無失点へのこだわりを口にしている。さらに「最初の徳島戦の後、二日間ほどは何も考えられないくらい疲労感がありました」と振り返る。GKはフィジカル的な消耗はフィールドプレーヤーよりも低いとされる一方で、常に状況を察知しながら予測、判断、味方へのコーチングなどを90分間続けるためにメンタル的な消耗は非常に激しい。U-18時代とは様々な部分で違うプロの舞台の激しさを、身をもって感じた。

今週末の横浜FC戦でも先発が濃厚。その後は休むまもなくU-19日本代表候補の合宿に向かう。クラブと代表の両立は貴重な経験が積める一方で、疲労は避けられない。さらに京都で試合に出続けるためには、激しいゲームの中で継続したパフォーマンスが求められる。18歳のGKには平坦ではない道が待ち構えているが、それを乗り越えていけるだけのポテンシャルがあることを期待せずにはいられない。

文:雨堤俊祐(京都担当)


明治安田生命J2リーグ 第16節
5月26日(土)15:00KO 西京極
京都サンガF.C. vs 横浜FC
たけびしスタジアム京都(京都サンガF.C.)
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