【山口 vs 讃岐】 ウォーミングアップコラム:勢いをもたらす高木大輔。積極果敢なシュートで勝利奪取へ!

2018年5月26日(土)


サッパリした髪に縁起の良さを感じているという高木大輔(写真)。「山口に加入してから3回切っているが、そのあとの試合で3回とも点を取っている」。前節の大分戦では左隅へとミドルシュートをしずめ、ゲームを引き分けに持ち込んだ。難しいシュートシーンを「セカンドボールが来ればと意識していた。うまくボールが転がってきてくれたので、思い切って振り抜いて、それが枠に飛んでくれて良かった」と振り返った。

高木は今季、東京Vからの期限付き移籍で加入。それゆえに第14節の東京V戦では連続出場が途切れ、ピッチの外から試合を眺めていた。「試合に出れば出るほど、出られない悔しさがある。チームもすごくいいサッカーをしたので、そこに出られなかった悔しさはあった」。それをバネに挑んだ大分戦は、神がかりならぬ髪がかり…でもなく、好位置に必ず顔を出す前線選手としての才と結果への執念が同点弾を呼び込んだ。「今年はいろいろな形でゴールを決めている」と胸を張り、自身の成長への手応えも深まる。

大分戦のゴールが今季5点目となり、チーム内ライバルのオナイウ阿道、小野瀬康介を追走する。現在2位の山口は、列挙した高木とオナイウ、それに小野瀬の3トップが得点源で、3人で21得点を挙げる絶好調ぶりだ。

その分だけ相手からの警戒は強まる。手をこまねくうちにミスから失点する試合があり、高木は「自分たちの良さをどれだけ出せるか。ヴェルディ戦、大分戦と自分たちの良さが前半は出せず、後半エンジンが掛かっている。前半からしっかり行けるようにするのが課題」と言う。今節の讃岐戦も同じように3トップを抑えられ、攻めにくいゲームになる可能性はある。目の前の課題は打破しなければならない。「僕らがいまやっているのは、どのチームでも僕らのスタイルを変わらずやること。相手がどうであれ、自分たちの良さがどれだけ出せるか」。チームがさらに上がっていくために、内容、結果の両面で落とせない試合になる。

今節はホーム戦となるが、試合会場はみらスタではなく、下関市にある市営下関陸上競技場。年に2回しかない会場だからこそ、待ち望んだサポーターに勝利を届けたい。「ホーム戦では勢いを持っていくことが大事だし、その勢いをもたらすのが前線の仕事。積極的にシュートを打つことでチームの流れは変わってくる」。オレンジを着る高木大輔が、オレンジに染まる下関で勝利への一撃を目指す。

文:上田真之介(山口担当)


明治安田生命J2リーグ 第16節
5月27日(日)15:00KO 下関
レノファ山口FC vs カマタマーレ讃岐

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