【富山 vs YS横浜】 ウォーミングアップコラム:軽やかに、鋭く。牛若丸の躍動を見よ

2018年6月8日(金)


富山は前節から中2日で天皇杯2回戦を挟み、再び中2日で今節のYS横浜戦を迎える。過密なスケジュールだが、リーグ戦3連勝がかかっており総力戦で乗り切りたい。

チームは新たに就任した安達亮監督のもと調子が上向いてきた。選手個々のプレーにも躍動感が出始めている。中でも21歳のMF新井瑞希(写真)は前節の北九州戦に続いて、天皇杯の東京V戦でもファインゴールを決めており、公式戦3試合連続ゴールに期待がかかる。
新体制でのパスをつなぐサッカーに適応し、得意のドリブルで仕掛けるだけでなく、ボールを受けてはシンプルにはたいて攻撃の起点になるシーンが目立つ。「ボールを多く触れるとプレーのリズムもつくりやすい」と言う。
 
5月13日の県選手権決勝・富山新庄クラブ戦ではボールを持っては敵陣深くへ切り込んでいく彼の姿に対し、テレビ中継したNHKの実況アナウンサーが「オレンジ色のスパイクがひらひらと舞っている」との言葉をそえた。小雨で薄暗さを感じる中でのゲーム、数少ない鮮やかな色彩と同じように目を引くプレーが多かった。
 
天皇杯2回戦が今季公式戦3試合目のフル出場。試合後には「次も出なきゃいけない」と自分に言い聞かせるようにうなずいた。チームを背負って立つ責任が芽生えつつあるのかもしれない。旬を迎えつつある若武者のプレーをぜひスタジアムで目にしてほしい。

文:赤壁逸朗(富山担当)


明治安田生命J3リーグ 第13節
6月9日(土)13:00KO 富山
カターレ富山 vs Y.S.C.C.横浜

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