【熊本 vs 松本】 ウォーミングアップコラム:加入1年目、自らと向き合う多々良敦斗の平常心

2018年6月29日(金)


リーグ戦は今節で半分。チームは5試合勝ちなしと苦しい状況にあるが、ここまでリーグ戦2試合の出場にとどまっているDF多々良敦斗(写真)にとっても、今シーズン序盤は非常にもどかしい時間だった。
「ここまでゲームに出られないということは…、正直予想していなくて。でもやるべきこと、自分を高めることをやめてしまえばサッカー選手でいる意味がなくなるし、これまでも試合に出る、出ないに関わりなくやってきたんで、それは曲げずにやり続けないといけないなと」。
そうやって、全体練習が終わった後にラダーやポールを使ってアジリティを高めるゲーム2日前のルーティンに取り組んでいたのが今月4日のこと。

いつも通りの準備をして臨んだ天皇杯2回戦の松本山雅FC戦、結果はPK方式の末に敗れたが、明治安田J2第13節の甲府戦以来となる先発出場を果たした多々良は、延長まで含めた120分を走り抜いた。
この一戦でのパフォーマンスを受け、前節の金沢戦では7試合ぶりとなる今季2度目の先発出場。その起用に応え、体を張ったシュートブロックだけでなく、後方からの組み立てにも安定感を加えて11試合ぶりの無失点に貢献した。だが天皇杯松本戦の前にはこんなことも話していた。
「リーグ戦に出場するために、ということではなくて、チャンスをもらった1つ1つの試合で何ができるか。うまくいったとしても次の試合でダメなら意味がないので、天皇杯だからとか、練習試合だからとか、そういうことは考えずに、練習でやってきたことを、同じ感覚やテンションで、ピッチで表現することが大事だと思ってます」。

シーズンの折り返し、天皇杯で敗れている松本、さらにはユニフォームスポンサーのサンクスマッチ等々、気持ちが自ずと高ぶる要素の絡む今節のゲームではある。しかし多々良の言うように、冷静さを失わず、トレーニングと同じようにプレーしてそれぞれが自分の力を発揮するのも大切なこと。

多々良にとっては今月2度目の古巣戦、平常心で自らの役割に徹する。

文:井芹貴志(熊本担当)


明治安田生命J2リーグ 第21節
6月30日(土)19:00KO えがおS
ロアッソ熊本 vs 松本山雅FC
えがお健康スタジアム(ロアッソ熊本)
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