【福岡 vs 讃岐】 ウォーミングアップコラム:若きユーティリティプレーヤー・古賀太陽。福岡で輝くためにやって来た

2018年7月14日(土)


期待の高さは合流初日から窺えた。
アビスパはトップチームと控え組にグループ分けしてトレーニングすることが多いが、古賀太陽(写真)はいきなりトップチームでプレー。そして、合流から11日目の明治安田J2第21節・町田戦に3バックの一角として先発出場を果たした。チームにとっては今シーズン初の連敗を喫した後の大事な試合での、普段は新戦力や怪我から復帰の選手の起用には慎重な井原正巳監督の決断は、古賀太陽への期待の表れと言っても良かった。

その期待通り、レベルファイブスタジアムデビューとなった試合で、古賀は安定したプレーを見せた。高さを生かしたヘディング。小学校時代から柏レイソルの下部組織で鍛えたテクニック。そして、19歳とは思えない落ち着いたプレーは、まるで何年もアビスパでプレーしているようにも見えた。そんな古賀を「非常に落ち着いてプレーしてくれたと思うし、彼らしいプレーをしっかりと発揮してくれた」と井原監督は評価。結果は2-2のドローというほろ苦いものになったが、持てる力をレベルファイブスタジアムのサポーターの前で示した。

「もともとポテンシャルのある選手」と井原監督が話すように、ユース年代の経歴は輝かしい。U-15日本代表に選出されて以降、各年代別日本代表としてプレー。柏のトップチームに昇格した昨シーズンは、ルーキーイヤーながら第2節のG大阪戦でJリーグデビューを果たしたのを皮切りにJリーグでは9試合に出場。ルヴァンカップ、天皇杯と合わせて16試合に出場している。左SBのイメージが強いが、利き足は両足と本人が話すように左右どちらでもプレーができるだけではなく、高さを生かしてCBでもプレーできる守備のユーティリティ性が持ち味だ。

福岡への移籍を決意したのはさらなる飛躍を目指してのもの。その想いを次のように話す。
「去年はチャンスをもらってはいたが、それをなかなか掴むことができず、柏の中ではスタメンで安定したプレーができるかと言われたら、そうでもないと感じていたし、今年に入ってからはACL2試合だけの出場で厳しい状態が続いていた。そんな時に福岡がオファーしてくれて、自分を少しでも必要としてくれているクラブがあるのであれば、他のクラブで刺激を受けることも大事と思い決断した。ここで成功したいという想いは強い。まずはここでチームの力になることが自分にとっては一番だと思っているし、それが将来につながってくると思っている」

「J2優勝、J1昇格」のために後半戦で巻き返しを狙う福岡にとっては、守備の安定は不可欠。古賀太陽は、その切り札として最終ラインに安定感をもたらしてくれるはずだ。

文:中倉一志(福岡担当)


明治安田生命J2リーグ 第23節
7月15日(日)18:00KO レベスタ
アビスパ福岡 vs カマタマーレ讃岐
レベルファイブスタジアム(アビスパ福岡)
みんなの総合評価 (4.3)
臨場感 (4.2)
アクセス (4.3)
イベント充実 (3.6)
グルメ (3.9)
アウェイお楽しみ (3.6)

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