【甲府 vs 岐阜】 ウォーミングアップコラム:大卒2年目が熱い甲府。謙虚に自信を持ち始めた曽根田穣はブレイクスルーするか?

2018年7月14日(土)


6月に行われたルヴァンカップのプレーオフは浦和に2戦合計で3-2と競り勝って準々決勝進出を決めた甲府だが、ケガ人が増えた6月のリーグ戦の成績は1勝1分2敗と負け越しで、逆襲どころではなかった。しかし、結果が出なくても悪いことばかりではない。ケガ人が出たことで試行錯誤の中から新たな競争が生まれて、道渕諒平がサブから徐々に評価を高めて先発の座を掴んだ。そして、同期の曽根田穣(写真)はサブどころか、開幕からずっとベンチ外の立ち位置から大分戦では先発の座を掴んでおり、大卒2年目の選手が熱い。

前線にケガ人が集中する甲府。ジネイと金園英学は岐阜戦でメンバー入りの可能性があるところまでコンディションを上げてきたが、少し前はザ・フォワードと呼べる選手は全員ケガで、2列目を得意とする選手を最前線で起用してきた。その中で頼りにしていたリンスがFC東京に期限付き移籍で、結構なショックを受けていたが、前節の大分戦では堀米勇輝、佐藤和弘、曽根田の3枚で前線を構成して4-2で勝利。首位の大分に勝ったことで自信が戻り、メンバーを入れ替えた天皇杯3回戦でも清水に1-0で勝利して今節を迎えることができた。

2戦連続で先発の可能性がある曽根田は「(リーグ戦初ゴールを決めた)金沢戦(1-3●)は途中出場だったし相手の足が止まっていた。大分戦のゴールは相手が下がってくれた」と、自身の2戦連発ゴールを素直に喜ばずに“条件・状況が良かっただけ”的な話をするザ・日本人。もっとラテン系の強気のコメントを引き出したくて、「チャンスを掴んでいる感覚は?」と聞くと、「チャンスを掴むには次の試合で目に見える結果を残さないといけない。今はスタートラインに立っただけなので、これを絶対的なものにしないと…」とやはりザ・謙虚。ただ、「(試合に使って貰えているので)気持ちは充実している。やれる自信があるから今までとは全然違う」と少しポジティブコメント。暑さに強いことを自負する曽根田のブレイクスルーは甲府の連勝に繋がるはずなので、是非注目してほしい。

文:松尾潤(甲府担当)


明治安田生命J2リーグ 第23節
7月15日(日)18:00KO 中銀スタ
ヴァンフォーレ甲府 vs FC岐阜
山梨中銀スタジアム(ヴァンフォーレ甲府)
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