【川崎F vs 長崎】 ウォーミングアップコラム:大島僚太の日常が再開する

2018年7月21日(土)


ワールドカップロシア大会のメンバーに選出され、サポーターに送り出されたのが5月31日のこと。武蔵小杉駅前のイベント会場に1,994人ものサポーターが集まった。

当初、日本代表では主力組に入っていた大島僚太(写真)は、結局ワールドカップのピッチに立つことができなかった。その主因は6月8日のスイス戦中の打撲であろう。途中交代を余儀なくされると、そのまま別メニュー調整を強いられる中、手にしていたポジションを失う。

その日本代表は本大会前の悲観的な予想に反し、グループリーグ初戦で勝利し勢いに乗ったのはご存知の通り。ラウンド16でのベルギー戦での2−0からの逆転負けも含め、一定の結果が出せたと評価される大会となった。

多くの国民を熱狂させたワールドカップロシア大会を戦った日本代表に選ばれながら、大島は出番をもらえなかった。その理由をケガに求めるのは簡単なのだが、チームに復帰した大島はそのスタンスからは一線を画していた。帰国直後の大島と会食したある選手は「矢印が自分に向いていてすごいなと思いました」と話している。つまりケガは大会期間中に治っており、その状態で使ってもらえなかったことに理由がある、という発想で自らと向き合っていたのだという。

また、海外クラブ所属でなかったことのハンディについての質問に対しては「そこを言い訳にしてしまうとフロンターレに失礼だし、選ばれるところまでは行けたことを考えれば環境のせいではないと思います」とも述べ、国内組であることに逃げることもしなかった。

ケガや所属クラブを言い訳にせず、不出場の理由を自らに問いかける大島はまた4年後に向け、一試合一試合に全力を傾けていく。そんな大島の生のプレーを等々力でようやく見ることができる。矢印を自らに向けた大島のプレーぶりを堪能したいところだ。

ちなみに長崎戦のチケットはすでに完売。満員のスタジアムで、大島はフロンターレをどう動かすのか。楽しみなところだ。

文:江藤高志(川崎F担当)


明治安田生命J1リーグ 第17節
7月22日(日)19:00KO 等々力
川崎フロンターレ vs V・ファーレン長崎
等々力陸上競技場(川崎フロンターレ)
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