【松本 vs 甲府】 ウォーミングアップコラム:次はアルウィンで、永井龍は咆える

2018年7月28日(土)


NACK5スタジアム大宮で、龍が咆えた。前節・大宮戦、前半35分で退場者を出した松本は、残り60分を10人で戦うことを余儀なくされる。そして前半終了間際には先制点を奪われ、1点ビハインドで試合を折り返した。

最悪の展開も頭をよぎるなか、松本は誰も白旗を掲げることなく後半に臨んだ。指揮官もフォーメーション変更や選手交代などで打つべき手は打ったが、つまるところピッチ上の選手たちが期待に応えた。一人多いはずの大宮に真っ向勝負を挑み、56分そして64分にゴールネットを揺らす。2得点とも、5試合ぶりの先発起用となった永井龍(写真)の右足からだった。
「この試合の重要さはチームとしても感じていたし、勝つか負けるかで今後の戦いも違ってくるなかでのゴールだったので重みはありました。これで認められたとは思っていないですけど、チームが優勝するためにも絶対に落とせない試合だったので、合格点かなという感じです」

天皇杯2回戦では反転しながらのシュートで、3回戦では相手DFの隙を突く動きから得点を挙げており、ゴール前での勝負強さは健在。しかしリーグ戦では負傷もあって得点が遠く、それまでは第3節・東京V戦での1得点に留まっていた。忸怩たる思いは抱えつつも準備を怠らなかったからこそ、与えられた機会を確実にモノに出来たのだろう。2点目が決まった瞬間に見せた咆哮は、「長崎時代にC大阪を相手に得点した時に人生で一番と思えるくらい叫んだんですけど、それ以来」だという。もちろん喜びと共に、安堵感もわずかにあったことは想像に難くない。

これでリーグ戦では3得点となり、得点量産への予感を漂わせつつある。しかし、その3得点はいずれもアウェイゲームでのモノ。だからこそ次は、ホームゲームで永井龍が咆える姿を見たい――松本サポーターの切なる願いだろう。

文:多岐太宿(松本担当)


明治安田生命J2リーグ 第26節
7月29日(日)18:00KO 松本
松本山雅FC vs ヴァンフォーレ甲府
サンプロ アルウィン(松本山雅FC)
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