【仙台 vs 名古屋】 ウォーミングアップコラム:「まずは“個”のところで負けない」。大岩一貴が名古屋の強力攻撃陣の前に立ちはだかる

2018年7月31日(火)


仙台に加入して3年目の大岩一貴(写真)は、愛知県名古屋市出身。子供の頃は地元のJクラブ・名古屋の試合を観戦に、現在のパロマ瑞穂スタジアムによく行っていたという。
しかし思い出のクラブといっても、対戦するときは勝点3を得るために全力でぶつかる相手だ。いつものように、闘争心を前面に出した対人守備が、8月1日の明治安田J1第19節でも見られることだろう。

加入初年度の2016年は名古屋戦2戦に出場して2敗と悔しい思いをした大岩だが、それからJ1での試合経験を重ねて、仙台の守備において3バックの中央を任されるようになった。再びJ1の場で名古屋と戦った今季のJ1第7節では、心身ともに成長したところがプレーに表れていた。攻撃性の高い相手に押しこまれた時間帯でも、怯むことなく体を投げ出してピンチを防ぐ。大岩の働きもあって、チームは3-2で勝利した。ただし、大岩は終盤に退場し、勝利の瞬間をピッチ上で迎えられなかった。

ホームで迎える名古屋との今季2戦目で、大岩はさらに闘志を燃やしている。前回対戦で何度も一対一で激突した大型FWジョーについて話を振ると、「いつも心がけていることにつながるのですが、まずは“個”で負けないということ。その上で、周りの選手たちと助け合って守りたい」と答えが返ってきた。
大岩は無失点で終わった前々節の鳥栖戦では、元スペイン代表フェルナンド トーレスなど、多様なタイプがそろう相手最前線の選手たちを何度も食い止めた。その前に大量失点を喫した第16節・横浜FM戦から自信を取り戻す上で、大きな結果を出した。この試合では周囲とのチャレンジ&カバーの関係も良かったが、そのような連係を機能させる前提として、まずは自身の目の前にいる相手との一対一で負けないことを、彼は強調する。

これを受けた前節のC大阪戦では、相手の速攻にも遅攻にも落ち着いて対応して時間を進めていたが、試合終了間際に同点ゴールを許し、得た勝点は1にとどまった。
「同じことを繰り返さないようにしなければ。ボールを取りにいくところ、ブロックを組むところ、その判断がしっかりできていた時間も多かったので、もっとできるようになって勝利に持っていきたい」。

今の名古屋には、マッチアップする回数が多いであろうジョーは勿論、前回対戦には出場しなかった業師のガブリエル シャビエルもいる。新しく加わった攻撃のタレントも複数いる。それでも大岩は怯まず、頑強な守備で、相手の強力攻撃陣の前に立ちはだかる。

文:板垣晴朗(仙台担当)


明治安田生命J1リーグ 第19節
8月1日(水)19:00KO ユアスタ
ベガルタ仙台 vs 名古屋グランパス
ユアテックスタジアム仙台(ベガルタ仙台)
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