【磐田 vs 柏】 ウォーミングアップコラム:飛躍を遂げるシーズンを過ごす上原力也。さらなる飛躍のために「怖い選手になりたい」

2018年8月18日(土)


主にボランチをメインポジションとして、今季飛躍を遂げる21歳の上原力也(写真)。昨シーズンのリーグ戦での出場機会は、わずかに『6』。それが今シーズンは、第22節終了時点で途中出場も含めれば、『18』と飛躍的に出場機会を増やした1人だ。昨シーズン、不動のボランチとして君臨していたムサエフの長期離脱が少なからず影響を与えているが、それ以上に「(上原は)伸びている。去年の(川辺)駿くらいのスピードで伸びていると思う」と、指揮官のお眼鏡に叶う活躍を披露してきた。

そんな成長著しい上原の持ち味は、狭いスペースでボールを受けることを苦にしない巧みなボールワーク。さらに中盤から鋭い縦パスを通して攻撃で変化を加える。また中断期間明けから採用しているアンカーを配置したシステムの際には、1列前のインサイドハーフとしてプレー。より前線と近い位置で攻撃を演出し、チャンスとみれば自身もボックス内に飛び込む。その形から明治安田J1第16節の鹿島戦では、Jリーグ初ゴールも記録し、得点力にも磨きをかけている。

そんな順風満帆なシーズンを過ごしている上原だが、「(出場機会を増やす中で)自信は徐々についてきている。ただその自信が打ち砕かれる部分もある。そういう意味でもまだまだ成長できると実感している」と現状に満足せず、高い向上心を兼ね備える。さらに成長していくために今後の目標は、「相手から怖いと思われる選手になりたい」と話す。そのためには、「ラストパスやシュートといった最後の前のプレーという部分はさらに上にいくために大事になってくると思う。その精度をもっと高めたい」と、プレー精度の向上でさらなる飛躍を目指す。

その中で迎える今節柏戦では、第2節名古屋戦以降不動のレギュラーとして中盤を支えてきた田口泰士が累積警告により出場停止となる。攻守の要の不在により、上原への期待もより一層高まる。「(田口)泰士くんがいないのは、すごく大きい。ただいない中で、チームの流れも悪い中で、勝ちが大事になる。勝利に向けて貢献したい」と意気込み、連敗中のチームを救うべく勝利への貢献を誓った。

文:森亮太(磐田担当)


明治安田生命J1リーグ 第23節
8月19日(日)19:00KO ヤマハ
ジュビロ磐田 vs 柏レイソル

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