【神戸 vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:J初のカタール人選手アフメド ヤセル。彼がもたらす神戸のメリットとは?

2018年8月25日(土)


神戸の多国籍化が話題を集めている。イニエスタ(スペイン)、ポドルスキ(ドイツ)、キム スンギュ(韓国)、ウェリントン(ブラジル)、ティーラトン(タイ)、そして8月に期限付きで加入したアフメド ヤセル(カタール・写真)。Jリーグ提携国選手のティーラトンとヤセルは日本人扱いとなるため、この6カ国の選手たちが同時にピッチに立つことは可能。それについての賛否両論がメディアを騒がしている。少し見方を変えれば、日本の貿易港として栄えてきた異人たちの街・神戸らしいとも言える。

それはさておき、Jリーグ初のカタール人選手ヤセルの存在が興味深い。8月8日にチームに合流した際は、吉田孝行監督から「7週間(サッカーを)やってない。5日前から再開したらしい…」と、歯切れの悪いコメントが聞かれた。実際、コンディション調整にやや手間取ったのか、来日から2節挟んで前節の湘南戦がデビュー戦となった。その際も吉田監督は「(ヤセルについては)どうなるかなという不安はあったが…、スピードもあるしヘディングも強いし、これからはレギュラーに入ってくるだろうなと思う」と、起用に不安があったことを打ち明けていた。
とはいえ、「ACL出場という神戸のビジョンと、イニエスタとポドルスキの存在に魅力を感じた」と海を渡ってきた褐色の戦士は、神戸にとって面白い存在でもある。
適正ポジションはセンターバック(CB)の左。だが、自ら「左サイドバック(SB)もできる」と公言する。これが確かなら、ティーラトン、橋本和に続く左SBの貴重なバックアッパーになる。
さらに湘南戦のように渡部博文と組んでCBに入ると、DF大﨑玲央を一つ前のアンカーで使うこともできる。ヤセルの加入でオプションが2つ増えたと考えることができるわけだ。

ヤセルがどれくらいの選手かの判断はまだ難しい。だが、今や不動の左SBであるティーラトンもシーズン序盤は吉田監督のセカンドチョイスだった。ヤセルがJリーグにもっと慣れ、チームにフィットすれば、神戸にとっては大きなメリットになるのは間違いない。案外、目標であるACL出場権獲得のキーマンになる可能性もある。

文:白井邦彦(神戸担当)


明治安田生命J1リーグ 第24節
8月26日(日)18:00KO ノエスタ
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ノエビアスタジアム神戸(ヴィッセル神戸)
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