【横浜FM vs G大阪】 ウォーミングアップコラム:中町公祐が想いを込めてタクトを振るう

2018年9月8日(土)


JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝・第1戦で敵地に乗り込み、4-0と大勝を収めた横浜FM。そのため、第1戦からメンバーを大きく入れ替えて臨むことも想定される。そこで先発としてピッチに立つ可能性があるのが、中町公祐だ。

今季は先発出場こそ少ないが、それでも腐らず、チームのために自らの存在意義を示そうとしている。その姿が垣間見えたのが、リーグ戦・第22節の名古屋戦。横浜FMは1-2の状況で、90分+1分にラスト1枚の交代カードとしてオリヴィエ ブマルを送り込んだ。これで通常なら出番がなくなった控えの選手はアップを切り上げるのだが、中町はベンチ裏で一人黙々とダッシュを繰り返していたのだ。チームを助けようにも助けられない鬱憤を晴らすかのように…。あの姿が忘れない。

口を開けば、冷静な試合分析のあとに、チームへの想いを言葉にして添えてくれる。例えば8月の天皇杯・4回戦で仙台に敗れたあとのコメント。

「天皇杯で久々にこのラウンドで負けて、ふがいなさがある。(リーグ戦も下位の)この順位にいるが、サポーターの姿勢しかり、個人的にも、マリノスに関わる人間がチームのために、やれるべき環境と方向性を導き出さないといけない」

ピッチに立てば、試合全体の流れ、機微を読んで味方に声をかけ、ボールを触れずして“チームを動かせる”稀有な存在。だからこそ、90分間を通してプレーしてこそ、本領を発揮できるのではないだろうか。チャントの歌詞にもあるように「横浜のマエストロ」が、久々に思い切りタクトを振る姿が見たい。

文:小林智明<インサイド>(横浜FM担当)


JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦
9月9日(日)19:00KO 日産ス
横浜F・マリノス vs ガンバ大阪
日産スタジアム(横浜F・マリノス)
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