【徳島 vs 岐阜】 ウォーミングアップコラム:「Pasala a Barral que mete gol(バラルにパスを出せばゴールが決まる)」

2018年9月14日(金)


7月下旬に加入したスペイン出身のバラル(写真)が爆発的な力を示し始めた。

7試合出場し、7得点の活躍。チーム内得点ランキング1位は鳥栖に移籍した島屋の8得点だが、その得点数を超えるのは時間の問題だろう。

加入時に「1つのチャンスをものにするプレーヤー」と自身の特徴を説明しながら「“Pasala a Barral que mete gol(バラルにパスを出せばゴールが決まる)”というチャントがあった」と経歴を振り返ったが、ようやくその意味がわかった。特にボックス内で勝負すると必ずといっていいほど枠を捉える。そして、ホーム100勝目を飾った第29節・山形戦(5○1)では自身のJ初得点を含むクラブ初の1試合4得点を挙げる結果でその実力を証明した。

また、足下のプレーだけではない。前節・栃木戦(4○1)で岩尾憲が「CKから得点が入ったことが収穫だと思っています。今後拮抗した展開の中でセットプレーは武器になるからです」と言葉にしたが、その得点を決めたのがバラルのヘディング。シンプルにマークを外して頭でズドンと合わせた得点だが、この2年でCKからそれほどシンプルに得点できた場面は少ない。キッカーの精度もそうだが、合わせる側のセンスを垣間見た。

さらにPKのスタイルもGKの動きを確認しながら。あの蹴り方であれば、高確率でゴールネットを揺らせそうだ。また、前述した山形戦ではFKからもシシーニョがちょこっとコースをずらして目線を変えた所でゴール隅に蹴りこんでいる。とにかく、ボックス付近でゴールネットを揺らすことに関しては圧倒的。

中盤はもともとJ2トップクラスの構成力を備えていた徳島。バラルとウタカの強力FWと融合し、さらなる高みを目指す。当然、その行き着く先はJ1昇格。

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第33節
9月15日(土)19:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs FC岐阜

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