【神戸 vs G大阪】 ウォーミングアップコラム:イニエスタに新たな自分を発掘された長沢駿。古巣対決で輝けるか。

2018年9月14日(金)


「映像を何度か見直したんですけど、なんで自分はあのスペースに走って、(右足)アウトサイドでトラップしたのかがわからない。今まで自分の中にはなかった選択だったので驚いています」

FW長沢駿(写真)がそう振り返ったのは8月26日の第24節・横浜FM戦でのワンシーン。75分過ぎにイニエスタからの浮き球スルーパスをアウトサイドでトラップし、ループシュートを放った、あの場面である。

「シュートは自分のミスで外してしまったんですけど、(イニエスタに)新しい自分を引き出してもらったような感覚でした」

長沢がG大阪から神戸に期限付きで加入したのは8月。完全移籍でG大阪へ移籍したFW渡邉千真と入れ替わるようにやってきた。最初は“カズマ・ロス”もあって、神戸サポーターからも“?”の声が聞かれた。だが、この横浜FM戦のあのプレーでガッチリと神戸サポーターのハートをつかんだ印象がある。「あれ決めていたら最高やったんやけどね」とは、あるサポーターの声である。

そんな声に応えるように、前節の札幌戦では、神戸移籍後初ゴールを決めてみせた。79分。藤田直之からのコーナーキックを頭で合わせ、一度は跳ね返されたが自らこぼれ球を押し込んだ。試合は残念ながらポドルスキの一発退場の影響もあって敗れたが、長沢にとっては、さらに一つ、階段を上るためのゴールになった。

イニエスタによって、新しい自分を発掘させられた長沢が、今節のG大阪戦でどんな活躍を見せてくれるのか。「次は勝利に導けるようなゴールを決めたい」。長身ストライカーの進化はこれからも続く。

文:白井邦彦(神戸担当)


明治安田生命J1リーグ 第26節
9月15日(土)19:00KO ノエスタ
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