【福島 vs YS横浜】 ウォーミングアップコラム:湘南在籍時のホーム平塚での一戦、樋口寛規は静かに燃える

2018年9月22日(土)


福島は毎年秋、提携を結んでいる湘南のホーム Shonan BMW スタジアム平塚での明治安田生命J3リーグホーム戦を開催している。湘南と提携している関係で、福島にはかつて湘南でプレーした選手や、湘南からの期限付き移籍中の選手など、湘南と縁のある選手が非常に多い。今節の福島-YS横浜戦は、両チームのサポーターだけでなく、そうした元湘南戦士の戦いを見るのを楽しみにしている湘南サポーターも多いことだろう。

そうした中調子を上げているのが2014シーズン湘南に在籍したFW樋口寛規(写真)。今季は左サイドハーフやトップ下など中盤でのプレーが多く、ゴールだけでなく、決定機をつくり出すラストパスや相手へのプレッシャーなど献身的なプレーが光っている。

それでも滝川二高時代のゴールに向かう姿勢が「ブルドーザー」と称された通り、樋口の魅力はやはりゴール。前節の長野戦では前半を0-1で終えて迎えた後半開始直後、樋口は相手がロングボールの処理を誤ったこぼれ球を拾い、ペナルティエリア外から放ったシュートは見事にゴールネットを揺らした。また、この日は出場停止の橋本拓門に代わりプレースキッカーを務め、精度の高いキックで決定機をつくった。

奮闘していた樋口だったが「勝ちたかったです。前半戦からずっと引き分けが多かった中でどう勝ちきるかはずっとやってきているつもりですが、あそこで勝ちきらないと上位には行けませんので、もっともっと突き詰めないと」と勝利につながらなかったことを悔やんだ。「試合の流れがある中で、チーム全体として何をすべきかもっと全員で共有してやれれば」とチームの課題を認識し、勝ちきるチームにしようと懸命だ。

かつてホームスタジアムとしてプレーした平塚での試合に当たり「普段通りいつも変わらず走って、全力でプレーしたい」と意気込みを語った樋口。勝利につながるゴールを平塚の地で決め、成長した姿を見せるべく、静かに燃えている。

文:小林健志(福島担当)


明治安田生命J3リーグ 第24節
9月23日(日)14:00KO BMWス
福島ユナイテッドFC vs Y.S.C.C.横浜

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