【神戸 vs 鹿島】 ウォーミングアップコラム:鹿島攻略のカギはサイドからの崩し。藤谷壮が連敗阻止の救世主に。

2018年9月28日(金)


前節の浦和戦に敗れた神戸は、泥沼の4連敗で9位に後退した。3位・FC東京とは勝点7差。目標であるACL出場権獲得に暗雲が立ち込めている。

それどころか、J2自動降格圏内にいる17位・ガンバ大阪との勝点差は6にまで縮まっている。今節の鹿島戦の結果次第では、J1残留争いに飲み込まれる可能性も出てきた。連敗ストップ。それが神戸の今の命題である。

そんな厳しい状況に拍車をかけるように、フアン マヌエル リージョ新監督がいつからチームを指揮できるかが未だに不明のまま。林健太郎暫定監督の初采配となった前節の浦和戦は、イニエスタ欠場の影響もあるが、崩しの形が見えないまま90分が過ぎ、結局0−4と大敗を喫した。さらにイニエスタ先発落ち情報の漏洩問題で、右SBの高橋峻希が自宅謹慎中。ドタバタ状態のまま、2連勝で4位に浮上した好調・鹿島戦を迎えることになってしまった。

鹿島戦のイニエスタ出場が微妙な中で、神戸が活路を見出せるとすればサイドからの崩しか。浦和戦ではブロックを組んだ相手に苦戦し、中央突破がほとんどできなかったからだ。ウェリントンや長沢駿などエアバトルを得意とする選手もいるが、浦和戦と同様に単純なクロスが鹿島に通用するとは思えない。やはりサイドをえぐれる選手が必要になるだろう。

説明が長くなったが、つまり鹿島戦で救世主になれる存在は、スピードスターの藤谷壮(写真)である。

「(普段の練習から)守備では相手にクロスを上げさせないポジショニングや、逆サイドのクロスの時にはしっかり絞ってマークにつくなどを意識している。でも、持ち味は攻撃なので…。今の神戸だと、3人目の動きで相手DFの裏に抜け出したらボールが出てくると思うので、それを続けてやっていけたらいいなと思います」

もちろん、藤谷が鹿島戦に出るとは限らない。器用な三原雅俊でバランスを取ることも考えられる。ただ、浦和戦を見る限り、今の神戸に必要なのは“怖さ”。ガンガン攻撃を仕掛ける藤谷は、鹿島の脅威になれる存在だと思われる。

文:白井邦彦(神戸担当)


明治安田生命J1リーグ 第28節
9月29日(土)16:00KO ノエスタ
ヴィッセル神戸 vs 鹿島アントラーズ
ノエビアスタジアム神戸(ヴィッセル神戸)
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