【岡山 vs 新潟】 ウォーミングアップコラム:DF久保飛翔、精神的に鍛えられた時期を経て。

2018年9月28日(金)


DF久保飛翔(写真)は、前回のホーム京都戦でJリーグ初出場を果たした。久保が加入したのは2016年。この年、岡山に移籍加入したのは赤嶺真吾、秋吉泰佑(ヴァンラーレ八戸)、豊川雄太(ベルギー・KASオイペン)。新卒同期に藤本佳希(愛媛に期限付き移籍)がいる。

プロ初年、久保はルーキーながら開幕戦からベンチ入りした。影響を受ける選手がチーム内にいた。学生で岡山の練習に参加した時、初めて話を聞いた岩政大樹だ。今度はプロとなって話を聞いた。「CBとしての考え方やヒントをくれたのが岩政さん」だと言う。「僕は感覚でプレーして、声を出して『頑張ろうぜ』っていうタイプなんです。だから頭脳的にプレーする岩政さんを見て、勉強していました。岩政さんのように考えて、DFから仕掛けることが出来れば、プレーの幅が広がって…、今よりラクに守れるんじゃないかな」。

しかし2016年5月、右第5中足を骨折。この時に左脛骨疲労骨折も発覚し、翌年が明けてすぐ左脛骨の手術を行なった。結局、プロとして最初の2年間は、怪我の治療とリハビリに費やされることになった。

精神的にも鍛えられた時期だ。取材陣には笑った顔しか見せなかったが、焦るなと言われても、焦る。それでも、あとで花を咲かせる時期が来ると、自分に言い聞かせた。そして今、「あの時があったから、今は失うものは何もない」と言う。ちょっとのことで動じることもなくなった。

前節・甲府戦はベンチ入りしたが、出番は来なかった。そのことについても、ネガティブな感触はない。「京都戦で自分の力が通用することがわかったし、今は自信を持ってプレー出来ている。次にいつ出番が来てもいいように準備するだけ、と、いつもどおりやっています」。

これまでの2年と少しの間に、太い幹を地下にじゅうぶんな強さにまで育てた。初出場の試合後は、多くの人から連絡をもらった。「色んな人に支えられていると思っていましたが、思っていた以上でした。この人たちのためにもっと頑張りたい。そういう気持ちが強くなりました」。太い幹から真っ直ぐな枝が伸び、その思いを叶え、続けることが出来るに違いない。

文:尾原千明(岡山担当)


明治安田生命J2リーグ 第35節
9月29日(土)19:00KO Cスタ
ファジアーノ岡山 vs アルビレックス新潟
シティライトスタジアム(ファジアーノ岡山)
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