【柏 vs 名古屋】 ウォーミングアップコラム:瀬川祐輔、研ぎ澄まされる得点感覚

2018年10月18日(木)


8月5日のJ1第20節の札幌戦以降、瀬川祐輔(写真)はリーグとカップを含めた公式戦14試合連続でスタメン出場を果たし、その14試合で8得点を挙げている。特に9月以降は得点を量産し、第25節の横浜FM戦から第28節の浦和戦までの4試合連続弾を含む、公式戦9試合6得点と驚異的なペースでネットを揺らし続けている。クラブのタイ記録となる5戦連発は叶わなかったものの、4試合連続得点は2009年のフランサ以来9年ぶりの快挙だった。

シーズン前半戦はチャンスがあっても仕留めきれないこともあった。それがなぜ、ここまで得点を量産できているのか。

「特に何かが変わったというよりは、僕がいろいろなところに顔を出して、ボールを触る回数が前より増えて、僕自身も自信を持ってプレーできるようになりました。周りも見えているので、ゴール前でボールが転がってきても冷静に枠にシュートを打てていることが一番変わったことかなと思います。ゴールの理由というよりは、それ以外のプレーが落ち着いてできているから、ゴールにつながっていると思います」

もともとシュートセンス、得点感覚は抜群に高い。例えば第22節のFC東京戦で見せた鮮やかなオーバーヘッドによる得点は、瞬時の閃きとシュートテクニックが噛み合ったからこそ成し得たものである。8月の札幌戦以降、スタメンに定着し、試合出場を重ねることで、その感覚は一段と研ぎ澄まされている。その点は、瀬川自身もこう話している。

「自分の狙いを持って、自分が右に行こうとして右を切ってきたら左に変えられる、そういう柔軟な対応が常にできるようになりました。トラップするのか、ヘディングですらすのか、その感覚が研ぎ澄まされている感じがします」

8月にはケニア代表のマイケル オルンガが加わった。高さ、強さ、しなやかさを兼備した規格外のストライカーとのポジション争いに勝つため、それまで以上に結果を求めたことも得点量産の引き金になっただろう。さらに前線で執拗に相手を追いかけるチェイシングと素早いプレスバックなど、守備面でも瀬川の貢献度の大きさは計り知れない。今や背番号18は柏に欠かせない選手となった。

伊東純也、クリスティアーノ、オルンガ、江坂任が名を連ねる柏の攻撃陣。ただ、その中で柏の攻撃を引っ張っているのは、間違いなく瀬川祐輔だ。

文:鈴木潤(柏担当)


明治安田生命J1リーグ 第30節
10月19日(金)19:30KO 三協F柏
柏レイソル vs 名古屋グランパス

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