【岡山 vs 町田】 ウォーミングアップコラム:オフ・ザ・ボールで仕掛ける仲間隼斗。

2018年10月20日(土)


「戦う姿勢を認めてくれるスタジアム」。仲間隼斗(写真)は、岡山のスタジアムをこう表現する。開幕ダッシュで始まったシーズンで今、チームに見たいものは、彼の言う「戦う姿勢」ではないかと思う。

前節、J2リーグ戦250試合出場を果たした。2011年にプロデビューした熊本でも、2015年からプレーした讃岐でもコンスタントに出場を続け、積み重ねられた250という数字だ。チームや監督が変わっても、求められるプレーヤーであり続ける理由を自己分析してもらうと、「ただ本当に、常に自分は100%で練習をやって、試合でも最後まで走りきる。自分の中で出来ることを最大限にやっておこう、という感じです」。

熊本では、当時の高木琢也監督のチームで、前線の選手でも守備をすることが必要だと学んだ。讃岐では、「仲間隼斗のプレー」が確立していく実感を得た。「プロになって5年くらい経って、ちょっと自分のプレーが見えてきたかな、と思いました。でも今年、岡山に来てまた、新しく感じられることが多いんです」と言う。

これまでは、前線でボールにさわることで、自身が生きると思っていた。しかしオフ・ザ・ボールで仕掛けることの大切さがわかったのが今年だと言う。むしろそこにこそ真骨頂がある。

今季はこれまで8ゴールを決め、7得点をマークした2016シーズンを越えた。しかしこれは彼にとって特別なことではない。「むしろ、8ゴールや250試合で特別にしていたら終わりというか、もっと、まだまだ」。

5月のアウェイ町田戦では、58分に赤嶺真吾のクロスをボレーで押し込み、追加点を決めた。町田の印象を改めて聞くと、「セカンドボール、球際、戦う姿勢が強い。皆がひとつになって、基本のところを一生懸命やっているからこそ、あの順位にいるんだと思います。今節は自分たちの力試し、原点に帰るという意味で、正面からぶつかりたいと思っています」。

「自分の100%をいかに続けられるか」に専念する仲間が今節も大切なものを見せてくれるに違いない。

文:尾原千明(岡山担当)


明治安田生命J2リーグ 第38節
10月21日(日)16:00KO Cスタ
ファジアーノ岡山 vs FC町田ゼルビア
シティライトスタジアム(ファジアーノ岡山)
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