【北九州 vs F東23】 ウォーミングアップコラム:守備陣を統率する福田俊介。視線はゴールへ、6試合ぶりの勝利を誓う

2018年10月20日(土)


2節前の琉球戦で先発復帰した福田俊介(写真)。若いディフェンスラインの中、唯一のベテランとして統率しいずれも1失点以下に抑えた。ただ無得点が続き、及第点の失点数だったとはいえ勝ちきれなかった。「後ろを含めて点を取る。失点は確実に減ってはいるが、取っていかないと勝てない」。今度こその勝利に向けて、声を振り絞る。

今シーズンは肉離れなどのために満足に出場できず、第7節のF東23戦に途中出場して一度は復帰したものの、第11節で再び離脱した。その間に指揮官は柱谷哲二監督に交代。攻守両面で課題を抱えていたチームだったが、「哲二さんは代表での経験値もあるので、厳しく当たり前のことでも言ってくれる。守備意識や守り方は確実に伝わっていて、影響してきている」ととりわけ守備面で修正が進んだ。

復帰後もこの流れを引き継ぎ、福田は若い選手が並ぶディフェンスラインをけん引。「年上ということもあるし、リーダーシップを発揮し、当たり前のことでも常に声を出して引っ張るというのは意識している」と守備陣をリード。コーチングだけでなく、長身や対人の強さを生かしたプレーでも安定感を与える。

その一方で、福田がピッチを上から見ていても気になっていたのは攻撃面。「守備の手応えがあった試合は多かったが、攻撃面は見ていても入りそうにないなという試合は正直多かった。それは中に入っても感じている」。総得点18はリーグワースト。チーム全体でゴールに向かう必要があり、福田は気づきを共有するだけでなく、「後ろも点を取りに行く。ビルドアップ、連係、ポジショニング。当たり前ことだが、走るところも。そういう部分をもっとやっていかないといけない」と強調し、自らもセットプレーなどからのゴールを狙う。

今節はミクスタにF東23を迎える。U23チームの特徴として「個の選手のスカウティングのやりにくさはある」という面はあるものの、「フレッシュな選手が多く、技術も高い。裏に走ってくるイメージがあるので、後ろとしてはケアしなければいけない」と分析。無失点に向けて注意を払うとともに、攻撃に力を割けるよう意欲的なラインコントロールも心がける。

F東23を率いる安間貴義監督は、福田の富山時代に指揮官を務めた「恩師」。「監督が安間さんなので勝ちたい。安間さんはサッカーが大好きで、バリエーションをすごく持っている」と話し、かつての指揮官を前にしての活躍を誓う。

目指すは「選手とサポーターが喜んで一体感を表現できる。楽しみにしているサポーターもいると思う」と話す『勝利のジャンプ』とその歓喜。北九州の6試合ぶりの勝利へ、安間富山を巣立った福田が白星奪取の原動力となる。

文:上田真之介(北九州担当)


明治安田生命J3リーグ 第28節
10月21日(日)14:00KO ミクスタ
ギラヴァンツ北九州 vs FC東京U−23
ミクニワールドスタジアム北九州(ギラヴァンツ北九州)
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