【川崎F vs 柏】 ウォーミングアップコラム:新井章太が「絶対に勝たないといけない」と話すいくつかの理由

2018年11月2日(金)


新井章太(写真)が柏戦に向けて準備を進めている。直近の天皇杯準々決勝でチョン ソンリョンが退場しており、その出場停止がこの試合に該当するためだ。

その新井は今季、これまで公式戦で8試合に先発フル出場。天皇杯準々決勝に途中出場してきたが、新井自身は「全く貢献できてないです」と話す。

失点はGKだけのものではない、という前提はあるにせよリーグ戦2試合は1分け1敗。鹿島を相手にしたルヴァンカップ準々決勝2試合が1分け1敗。ACL2試合が2分け。勝利できたのは天皇杯2回戦のソニー仙台戦とラウンド16の湘南戦の2試合のみ。途中交代した山形戦は新井のプレー時間中は失点しなかったが、チームは3失点を追いつけず敗れている。

途中出場後無失点に抑えた山形戦を除けば、先発フル出場した8試合すべてで失点しており、その総失点は14に上る。更に言うと勝率は22%。これでは新井本人が納得できないのもやむを得ない。

「オレみたいなポジション的には第2GKとして位置づけられている選手は(出た時は)絶対に勝たないといけない。そうでないと評価されない」と新井。すなわち、第2GKの新井が第1GKのチョン ソンリョンを評価で抜くには、まず勝たなければ話にならないということ。チョン ソンリョンを追い越そうという気概を込めて「絶対に勝たないといけない」と語気を強めた。

そんな新井が試合中に好む状況があるという。

「数的不利な状況は想定できてますし、逆にオレ、1対1になる方が好きです。駆け引きが好きです。相手が何を考えているのか、考えるのが好きなんです」

試合展開がどうなるかは蓋を開けてみなければわからないが、ボールを握りたい川崎Fにとって、悪い失い方をした時に柏のカウンターにさらされる場面は十分にありえる。そういう危機的な場面が訪れたとしても、その場面を楽しめる新井のプレーに期待したいと思う。今季ここまでのプレーを払拭するような働きを見せてほしいと思う。

なお11月1日が誕生日の新井にとってこの柏戦は「30になって初めて迎える試合」となる。また試合日の11月3日は「息子の誕生日です。だから息子のために勝ってあげたい」という大事な試合でもある。2歳になるという息子さんのために。そして新井自身のためにも、リーグ戦今季初勝利を手にして連覇を狙うチームを後押ししてほしいところだ。

文:江藤高志(川崎F担当)


明治安田生命J1リーグ 第31節
11月3日(土)14:00KO 等々力
川崎フロンターレ vs 柏レイソル
等々力陸上競技場(川崎フロンターレ)
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