【札幌 vs 浦和】 ウォーミングアップコラム:「残り3試合にすべて勝つ」。“タイのメッシ”は札幌でのACL出場に向けて闘志を燃やす。

2018年11月9日(金)


1-0のスコアで勝利し3位再浮上を果たした前節の仙台戦。三好康児のファインゴールや、その直後のGKク ソンユンのビッグセーブに札幌ドームのスタンドは大きく沸いたが、得点に直接関わらない場面でありながら何度もサポーターのボルテージを高めた選手がいる。

それは“タイのメッシ”ことタイ代表MFチャナティップ(写真)だ。もちろん、熱心なファン、サポーターはこの選手のドリブル能力が高いことは知っている。それでもなお、この日のチャナティップは切れ味鋭い仕掛けや、仙台の選手がハードにタックルをしても奪われない驚異的なキープ力を披露してはスタンドからどよめきや歓声を呼び起こしていた。この選手のボールキープがチームの大きなアクセントとなり、勝利に大きく貢献したことは間違いない。

だが、チャナティップは「チームのみんながハードワークをした結果」と、あくまでもチームの一員として役割をまっとうしたに過ぎない、とでも言わんばかりだ。

彼のドリブル力はいまやJ1屈指と言っていいだろう。それでも本人は「自分はまだまだ。屈指どころか、10番以内にも入っていない」と謙遜する。そうした謙虚なところがチャナティップの魅力でもある。

ただし、「ミシャさん(ミハイロ ペトロヴィッチ監督の愛称)の指示や指導のおかげで、より自信を持ってドリブルができるようになったのは確か」と言う。自らのドリブル力が向上していることには強い手応えを感じている様子だ。

チームは現在3位。ACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場圏内にいる。ムアントン・ユナイテッド(タイ)でもACLに出場をしているが、「札幌のチームメイトと一緒にACLに行きたい」と新たな目標を打ち立てている。

今節の相手は、昨年夏にJリーグデビューを果たしたときの相手である浦和。「残り試合も強い相手ばかりだけれど、3試合すべてに勝ってACLに出る」と“タイのメッシ”は力強く言い切っている。

文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J1リーグ 第32節
11月10日(土)14:00KO 札幌厚別
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