【長野 vs G大23】 ウォーミングアップコラム:「僕がチームを引っ張っていく」。堂安憂が見据えるネクストステージ

2018年11月10日(土)


プロ1年目のシーズンも、残り4試合となった。

「試合に出ていたら関係ないと思うので、そんなにルーキーという感じではやっていないですね。逆に僕がチームを引っ張っていくぐらいで、と思っているので」。

決して、言葉の一人歩きではない。試合経験を重ね、背番号23の背中は実に逞しくなった。

ここまでは21試合に出場。10月はベンチに座る時間が続いたが、「自分の中ではマイナスには捉えていなかった」と、自らの課題と向き合った。「守備で飛び込んでしまうところやフィジカル。そういうところはもっと強くならないといけない」。チームとして求められる守備にも尽くしつつ、持ち味の攻撃面でどのように存在感を出すか。90分間走り切った末に、冷静な状況判断から三上陽輔の得点をアシストした琉球戦では、そんな課題に一発回答。惜しくもチームは勝利をつかみ損ねたものの、一つステップを上げた瞬間だった。

「得点、アシストというのが僕に出された仕事」と常々語る者として、4得点という成績は「まだまだ足りない」。スタメンを奪還したいま、「もっと得点とアシストに貪欲になっていきたい」という意識はさらに強くなった。そして、戦う動機はほかにもある。

「昇格できなかったことはチームにとっても自分にとってもすごく悔しいことなんですけど、切り替えるしかない。この状況でも、スタジアムまで足を運んでいただける方がいる。その人たちがいる限り自分たちは緩めるわけにはいかないので、勝つために全力で戦いたい」

ホームで戦う今節・G大阪U-23戦。とどまることのない向上心を胸に、堂安憂は自らのゴールで歓喜を届ける。

文:林口翼(長野担当)


明治安田生命J3リーグ 第31節
11月11日(日)13:00KO 長野U
AC長野パルセイロ vs ガンバ大阪U−23

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