【京都 vs 千葉】 ウォーミングアップコラム:「絶対に勝って終りたい」、仙頭啓矢が見据えるホーム最終戦

2018年11月9日(金)


開幕戦のウォーミングアップコラムで仙頭啓矢(写真)を取り上げた際、『昨年の雪辱を果たしたい京都において、背番号14はその鍵を握る存在だ』という文章で原稿を締めくくった。

あれから40試合を戦った京都は、昨年の雪辱を果たすどころか過去最悪ともいえるシーズンを過ごしてしまった。仙頭も「いい試合をしても結果が出ない時期が続いて、それがチームの雰囲気や勝ち癖に大きく影響した。信頼できる布さん(布部陽功・前監督)がああいう形(5月に成績不振により退任)になったのは、自分たちに大きな責任がある。目標である昇格争いにも加われず、厳しいシーズンになりました」と振り返っている。

それでも、チーム最多タイの38試合でピッチに立った。京都橘高校や東洋大学に在籍時から評価されていた攻撃面や、プロ1年目の昨季に習得したボールを持たないときの献身性などをベースに、中盤の一角を支え続けた。得点数がわずか1というのは寂しいが、チームの総得点38は下から数えて3番目の数字。仙頭を含む中盤の選手たちの特徴を生かしきれなかったのは、チームとして反省すべき案件と言えるだろう。

前節の愛媛戦では、変化も見られた。「個人的に、これまで守備の意識が強すぎた面がある。前節は攻撃的に行こう、結果を出すことがチームの勝利にもつながると思ってやれた。守備で戻るべきところは戻るけれど、攻守のバランスを見ながら、時には攻め残ることもやっていければ」と振り返っている。24本ものシュートを放ちながら無得点に終ったことは反省材料だが、攻撃への意識は継続して挑むつもりだ。昨年はホーム千葉戦で得点を決めており、その再現を狙う。

苦しいシーズンだったからこそ、ホーム最終戦はサポーターに勝利を届けたいという気持ちが強い。これは仙頭だけでなくチーム全体の総意だ。「残留は決まりましたが、今年最後のホームゲームでお客さんも来てくれると信じています。絶対に勝って終りたいし、その結果で来年に向けての雰囲気も変わってくると思う」と目の前の試合だけでなく、その先も見据えている。

文:雨堤俊祐(京都担当)


明治安田生命J2リーグ 第41節
11月10日(土)15:00KO 西京極
京都サンガF.C. vs ジェフユナイテッド千葉
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(京都サンガF.C.)
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