【山形 vs 大分】 ウォーミングアップコラム:小林成豪、多彩なる攻撃の魅力

2018年11月16日(金)


重ねたゴール数12は、プロ3シーズン目でもちろんキャリアハイ。神戸から期限付きで山形に加入したこの1年は、今後のキャリアにとっても大きな財産となるはずだ。

初めてコンスタントに出場し続けたこの1年で、小林成豪(写真)は攻撃面の魅力をいくつも見せてきた。

12ゴールのうち、多くはゴール前でのリアクションの鋭さが発揮されたものだ。2ゴールを挙げた第3節・熊本戦は、こぼれ球を流し込んだ形と、セットプレーでフリックされたボールをヘディングで合わせたもの。第14節・大宮戦、同点に追いついたコーナーキックからのゴールは、ニアで放ったシュートがブロックされたものの、着地した直後に足元にこぼれたボールを押し込んだものだった。第20節・徳島戦、三鬼海のクロスから決めたジャンピングボレーも、やや下がりながらとなった状況での咄嗟の判断だった。常にシュートを打つことを念頭に準備し、訪れたチャンスは逃さない。その嗅覚と集中力は、ストライカーに備わっているものだ。

もう少しゴールから離れた位置でボールを持てば、カウンターの起点となる。前方にスペースがある場合は、足の速さを武器にグイグイ突き進むシーンも多いが、ゴールまでの間に多くの人がいる状況でも、味方を使いながらブロックを崩し、潜り込んでいく。恐らく、ボールを受ける直前にはゴールまでの道筋が脳内ですでに逆算されていて、状況が刻々と変化するのに合わせてその都度、シミュレートがアップデートされているのではないか。その道筋が見えているからこそ、攻撃の場面ではいつも主導権を握って敵陣に斬り込むことができる。

ドリブルや切り返しの技術、跳躍力やヘディングなど、攻撃面の魅力は尽きない。リーグ終了後にも、天皇杯でJ1チームを相手にそのポテンシャルをぶつける機会は残されているが、まずは今節。

「向こうは優勝や昇格が懸かってると思うんですけど、それに負けないように、絶対に勝つ気持ちで臨みたいと思います」

気持ちの強さも秘めながら、最後まで山形の攻撃を牽引する。

文:佐藤円(山形担当)


明治安田生命J2リーグ 第42節
11月17日(土)14:00KO NDスタ
モンテディオ山形 vs 大分トリニータ
NDソフトスタジアム山形(モンテディオ山形)
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