【鳥取 vs 長野】 ウォーミングアップコラム:「勝つしかない」。J2昇格の可能性を信じて、前を向くDF井上黎生人

2018年11月17日(土)


鳥取はアウェイで群馬と対戦した前節、試合終了間際まで2-3とリードを許していた。だが後半アディショナルタイムの90+1分、MF可児壮隆の右CKを、ニアサイドに入ったDF井上黎生人(りきと)(写真)がヘッドでたたき込み、土壇場で勝点1をもぎ取った。

井上黎は63分にも、可児の右CKを左足ハーフボレーで合わせ、2-2に追い付く同点ゴールを決めている。「可児さんがいつも良いボールを上げてくれていたので、やっと決めることができた」。ここでは少し遅れて入って中央で合わせたのに対し、最後の場面で早めにニアサイドに入ったのは、「試合終盤はニアサイドにボールが来ることが多いので、来るかなと思って飛び込んだ」という読みが的中したもの。自身初の1試合2得点で、チームを敗戦の危機から救った。

鹿児島実高(鹿児島)から2015年に加入し、過去のリーグ戦成績は、3年間合計で22試合出場・1得点。今季は森岡隆三前監督が指揮を執っていた時期から、最終ラインの一角で多くの試合に先発起用され、前節まで27試合に出場、前述の2得点を挙げ、充実のシーズンとなっている。シーズン終盤になってもコンディションが安定している要因に挙げるのは、今季就任した中村祐基コンディショニングトレーナーの存在。「中村さんに、自分の弱点であるアジリティーなどを鍛えてもらって、コンディションは上がってきている」と語るように、12節以降は全試合に先発して最終ラインを支えている。

ただ、鳥取の置かれている状況は極めて厳しい。J2昇格圏内の2位・鹿児島との勝ち点差は7。今節、17日の試合で鹿児島が勝った時点で、18日に試合を行う鳥取の昇格の可能性は消滅するが、それでも井上黎は前を向く。

「無失点に抑えて、勝つしかない」

わずかな可能性に懸けて、守備と攻撃の両面で勝利への貢献を誓う。

文:石倉利英(鳥取担当)


明治安田生命J3リーグ 第32節
11月18日(日)13:00KO とりスタ
ガイナーレ鳥取 vs AC長野パルセイロ
とりぎんバードスタジアム(ガイナーレ鳥取)
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