【福島 vs 秋田】 ウォーミングアップコラム:現役引退の福島キャプテン石堂和人は最後まで「サッカーを楽しむ」

2018年11月24日(土)


福島は先日3名の選手が今シーズン限りで現役引退することを発表した。DF平秀斗はサイドバック、サイドハーフとして力強いドリブル突破やミドルシュートが持ち味だった。MF鴨志田誉は活動量が非常に豊富で、チームのために好守に働ける選手であった。

そして今シーズン福島のキャプテンを務めたMF石堂和人(写真)の引退も決まった。36歳となったベテランプレーヤーで、今シーズンは途中出場が多かったが、シーズン終盤チームの調子がなかなか上がらない中、若い選手を鼓舞できる存在として第28節群馬戦以降先発出場が続いている。攻守でチームを引き締め、ここ2試合は連勝。見事にチーム状況を上向かせた。

健在ぶりを示している石堂だが、「新しい夢ができて、それと現役を続けることを天秤にかけた中で、新しい夢に気持ちが行っている自分がいた」と引退の理由を語った。新しい夢とは指導者を目指すことだった。「やるからにはJリーグの監督を目標にします。難しいのは分かっていますが、口にしないと夢は達成できないと思って、選手の時からやってきましたので」と大きな夢を語った。

引退を決めた石堂だが、ピッチ上で生き生きとプレーしている。「ここ何試合かスタメンで出させてもらい、サッカーをやっていて楽しいですし、練習から楽しむ気持ちを持つことは変わらずやれていると思います」。自身のモットーとする「サッカーを楽しむ」を今も体現する。

「最終戦が迫るにつれ練習できる回数が少なくなっている中、今まで一緒にやってきたメンバーに何か伝えられることはあるかな、と考えるようになりました」。2011年の東日本大震災、そして地域リーグ時代を経験する福島の顔であった石堂は、残る選手たちのため、そしてサポーターのため、全力プレーを見せ、最後の最後までサッカーを楽しみ尽くす。

文:小林健志(福島担当)


明治安田生命J3リーグ 第33節
11月25日(日)13:00KO とうスタ
福島ユナイテッドFC vs ブラウブリッツ秋田
とうほう・みんなのスタジアム(福島ユナイテッドFC)
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イベント充実 (3.8)
グルメ (4.5)
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