【福岡 vs 長崎】 ウォーミングアップコラム:J通算400試合出場達成。城後寿はさらなる高みを目指してピッチを走る。

2019年3月1日(金)


「自分一人の力で達成できたのかと言われればそうではない。いろんな監督が試合に使ってくれて、宮田チーフトレーナーをはじめ、いろんなトレーナーが身体をケアしてくれて、そして何よりも両親が丈夫な身体に産んでくれたからこそ、ここまでプレーできていると思っている。そしていろんな人の支えがあって400試合出場を達成できた。みんなに感謝したいし、これからも感謝の気持ちを感じながらプレーしたい」(城後寿:写真

アビスパ一筋でプレーして15シーズン目。振り返れば、思うようになったシーズンもあれば、そうでなかったシーズンもあった。2009年には左膝前十字靱帯損傷の大怪我を負い約8カ月間にわたって試合から遠ざかったこともあった。そうした出来事の一つひとつを乗り越え、多くの人たちに支えられながら積み重ねてきた400試合。改めて城後は感謝の気持ちを口にする。

記念すべき400試合目となった開幕戦は残念ながら敗戦。決定機を決めきれなかった試合を振り返り「自分が決めていれば勝てた試合だった」と話す。しかし、過去を振り返るだけなら何も生まれない。失敗を悔やんでいるだけでは前進することはできない。いつも見つめるのは目の前にある試合。そしてゴールだ。

「ミーティングでは、監督がクリスチアーノ ロナウドや、ネイマールがゴールを外したシーンや、監督自身がユヴェントスでプレーしていた時にゴール前でシュートを外した映像を見せてくれた。そして『こういうこともあるので、みんなで前を向いていかないと良いことはないんじゃないか』という話をしてくれた。次にチャンスがあれば決めたいという気持ちになった」
そして3月2日、城後は博多の森陸上競技場のピッチに立つ。そこは500試合出場へ向けての第一歩を刻む場所。そしてホームスタジアムに集うファン、サポーターに勝利を届けるための場所だ。

もちろん狙うのはゴールだ。「点を取ることだけがすべてではないが、ファン、サポーターは僕のゴールを期待してくれていると思う。ゴールを決めたい」とは城後が常々口にする言葉。それは城後がピッチの上で感謝を示す形。そしてファン、サポーターが何よりも望むものだ。

博多の森陸上競技場で城後がJリーグ公式戦を戦うのは初めてのこと。けれど、中学生のときに出場したジュニアオリンピックのジャベリックスロー(やり投げ)で全国大会出場を決めた縁起のいい場所でもある。その場所にサッカー選手として刻むゴールがアビスパに勝利をもたらすことを誰もが待ち望んでいる。

文:中倉一志(福岡担当)


明治安田生命J2リーグ 第2節
3月2日(土)15:05KO 博多陸
アビスパ福岡 vs V・ファーレン長崎
東平尾公園博多の森陸上競技場(アビスパ福岡)
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